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(協議事項)委員長の選出および専門分科会委員の指名等について
委員の互選により、嶋川委員が委員長に選出されました。
委員長より、野田委員が職務代理者に指名されました。
専門分科会および審査部会の構成委員について、委員長より各委員が指名されました。
(報告事項1)レイカディア滋賀プランの進捗状況について
資料に基づき、事務局より説明が行われました。
(報告事項2)障害者福祉しがプランの進捗状況について
資料に基づき、事務局より説明が行われました。
(報告事項3)社会福祉法人および社会福祉施設の指導監査結果について
資料に基づき、事務局より説明が行われました。
(委員)
私どもの団体も高齢化し退会する人が増える一方で、若い人が入会してこない状況である。母子家庭が年々増加しているにもかかわらず、子どもの健全育成や、就労支援などは年配の会員が支えている現状で、高齢社会をひしひしと感じている。
(委員)
守山市で高齢者施設の施設長をしているが、障害者の施設も老人の施設も、非常に従事者の不足を感じている。不足だけではなく、質の問題もあると思う。いろいろなプランがあるが、こうしたことに対する対策は、どこで聞かせていただけるのかと思う。福祉は人で成り立っているので、一にも、二にも人ということが課題になると思う。
(委員長)
従事者の質の確保は、まず経営者自らが取り組むことが大事だろうと思う。人を育てるために介護報酬をどうするかということもあると思うので、行政もバックアップをお願いしたい。レイカディア滋賀プランでの主なサービスの見込量と整備目標に対する実績について、例えば訪問介護では、平成20年度20万回の見込量に対し、平成18年度実績は、13万回に留まっている。平成18年度に介護報酬の改定がありサービス提供を抑制するような傾向があったということや、要介護認定が厳しくなったというようなことも側聞しているが、こうしたことが影響しているのではないか。それとも、介護予防などが充実し、健康な高齢者が増えたと考えているのか、いかがか。
(元気長寿福祉課長)
20年度の見込量と実績にかなり差があるというご指摘について、推測の域ではあるが、介護保険法が改正され、平成18年度から一部利用を敬遠されたということもあるかもしれないと思うが、敷居の高さは変わっていないと考えている。平成19年度から平成20年度の数字は、今まで以上にもっと伸びると考えており、見込量との差は縮まってくると思っている。
(委員)
保育園でも、発達障害の子が増えてきている。目に見える障害者には支援がしやすいが、見えない障害である発達障害の子達への支援が非常に難しいと感じている。最近では、知らない間に母子家庭になっている親が多く、簡単に母子家庭になり、保育料の軽減を受けたらいいという風潮があるように思う。その影響を一番受けるのは、子ども達であり、行政の支援が必要であると思う。
(委員長)
身体障害、知的障害、精神障害の三障害には障害者自立支援法ができたが、これにあてはまらない自閉症や発達障害などの方に対する支援は難しい現状があると思う。
(委員)
障害者福祉しがプランの「プランの特徴」に掲載されている内容はぜひ推進してほしい。5年で見直しということだが、改定の際には、後退するような見直しではなく、前進するような前向きな見直しをしてほしい。計画目標と乖離がある場合は、ぜひとも目標を達成してほしい。
障害者支援は、南高北低というのが言われており、北に障害者施策が乏しいということで、私どもにも会員から北部への障害者施策の充実についての要望がある。人口などは南に集中しているというのがあると思うが、北にも拠点のようなものをつくってほしいという思いがある。
言葉だけが巧みに使われて、実体に反映されていないプランも多いと思うので、書いてある内容が着実に反映されるようにお願いしたい。
(委員)
プランに数値目標が出ているが、これが達成されれば、本当に福祉が充実したと言えるのか、なかなか実感として感じられない。
認知症は軽いうちは医療で改善するという学説があるが、実際はなかなか難しい。こういった場合、本人が相談に来るだけではぜんぜん意味がない。家族ぐるみで対応しないと悪くなる一方である。こうしたことを家族に啓発していかないといけないと思う。
認知症だけでなく介護は、家族ぐるみで対応する必要があるが、家族が対応できない場合もあると思うので、地域ぐるみでないと問題は解決しないと思う。また、介護が必要になったとき、専門家でない人は、どこに相談したらいいか、どうしていいかわからないという状況になると思うので、社会ぐるみで対応が必要だと考える。
(委員)
障害者のIT研修を担当しているが、障害者は、他人との競争やけんかなど、もまれる機会が少ないので、自分自身のプレゼンテーションが弱く、そのため就職できないということがあると思う。自分に何が足りないのか把握するため、キャリア形成シートをつくらせているが、自分に自信がないため高い目標を掲げることができず、「就職したい」という自分の願望を目標にする。「○○したい」という願望ではなく、具体的な目標を掲げるようアドバイスしている。障害者福祉しがプランでも、「○○したい」という表現があるが、「○○したい」という願望を目標にすると、努力はするが実際は実現しない状況をめざすことになるので、変えていただいた方がよいと思う。本当に力のある人は、「○○したい」とは言わないと思うので、よろしくお願いしたい。
(元気長寿福祉課長)
数値目標については、計画の指標として設定しており、この数値目標を達成したからすべてOKということではなく、また、逆にこれを達成できなかったからすべてだめということではないと考えている。あくまで、ひとつの尺度として設けていると考えている。プランは3年間という計画期間であるが、当初設定した数値目標以外にどんどん重要なことが出てきている。例えば、介護人材の確保の話は、プランを策定した平成18年度には、それほど深刻ではなく、量的なものよりむしろ質の確保の方が重要視されていたと思う。あくまで、数値目標は、計画の指標とお考えいただきたい。
(障害者自立支援課長)
障害者福祉しがプランの「暮らしたい」、「働きたい」「活動がしたい」という表現は、障害のある方の主体的な思いを行政として積極的に応援したいという思いからこういう表現をしているということでご理解願いたい。当課にも審議会があるので、委員のご意見を踏まえつつ、考えていきたい。
(委員)
障害者雇用の推進のためには、当事者の職業能力をどう高めていくのかという工夫が必要だと思う。さまざまな支援が必要かと思うが、一方で受入れ側の問題もあると思う。
ある学校が職場見学で企業を訪問したときに、障害者を雇ったらいい商品ができないという発言があった。学校側は、生徒がお世話になるかもしれないから、ということで人権センターに相談があった。この職場見学の問題を発端にして、この企業は知的障害者の雇用がゼロであったので、知的障害者を1人雇用してもらったということがある。
滋賀における障害者の雇用率はどういう状況か、官公庁が数値をクリアできているのかどうか、教えていただきたい。
(障害者自立支援課長)
雇用達成企業率は55.6%という状況である。公務現場については、手持ちでないので、また次回の機会にお示ししたいと思う。
(委員)
高齢者福祉、障害者福祉についてご説明いただいたが、今後、母子福祉についても取り上げていただきたい。母子家庭も保護から自立支援という方向の中で、母子家庭の就労支援をやっていただいているが、景気も悪くなかなか難しい。母子家庭の母親は、子どもが病気になったとなればすぐ帰るということもあり、企業側は母子家庭でない人を採用する方が良いという思いがある。保育園で医療保育をしていただいて、子どもが熱を出してもそこで対処してもらえるような施策をお願いしたい。
(委員長)
社会福祉審議会は、幅広く社会福祉に関することを審議する場である。委員には、青少年に関する方も多く入っていただいており、子どもの問題についても大きな課題があるので、ぜひとも次回は、子どもに関する議題を取り上げていただきたい。