今、時代はあらゆる分野において変革を求めています。これに呼応し、滋賀の21世紀の新たな展望を切り拓いていくために、このたび、「滋賀県中期計画」を策定しました。
この計画は、戦略的・効果的な県政運営を図るための戦略書としての性格と、目標に向かって県政全般を総合的に推進するための総合計画としての性格を、併せ持っています。
基本目標を「自然と人間がともに輝くモデル創造立県・滋賀」としました。地球的規模での自然破壊が人類の生存さえ脅かしかねなくなってきている今日、自然と人間の共生は世界共通の課題です。本県は、琵琶湖をその中央に抱き、私たちの暮らしぶりや産業活動の有り様が琵琶湖の環境にそのまま投影されるという宿命を持ち、このテーマを追求していくのにふさわしい舞台ではないかという思いからです。
モデルを創造するという取組には、もちろん、手本はありません。それだけに、さまざまな創意工夫が求められます。この滋賀の地に暮らすみんなが、日々の生活や産業活動の中で知恵を出し合いながら、地道な取組を重ねていくことが大切だと考えます。そして、そのことによって、自然と人間がともに輝くライフスタイルや産業、社会のルールを見出し、21世紀にふさわしい地域社会のモデルを創造し、発信していければと思っています。
今後はこの計画を基点にして、県民の皆さんとの協働を推し進めながら、目的志向、成果重視の視点に立って、限りある地域資源を重点的・効果的に投入していくという地域経営の考え方のもとに、分権時代にふさわしい県政運営の一層の推進を図っていきます。
この計画は、各界各層の委員からなる新世紀委員会の答申を受けて策定したものです。終始熱心に御審議賜りました委員の皆様方をはじめ、貴重な御意見をお寄せいただいた多くの県民の方々に心からお礼を申し上げますとともに、自然と人間がともに輝く存在感のある滋賀を築き上げていくために、県民の皆さんの一層の御理解、御協力を賜りますようお願いいたします。 |
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