滋賀の風景
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朽木陣屋跡 くつきじんやあと
600年間朽木を治めた領主の屋敷跡
 鎌倉時代から明治維新まで、600年余りにわたって朽木の領主だった朽木氏の居城跡。承久3(1221)年、佐々木信綱がこの地の地頭となり、孫である義綱の代から、朽木氏を称するようになりました。
 室町時代には京の戦乱から逃れた足利義澄・義晴・義輝ら将軍を再三にわたり保護。戦国時代には、朝倉攻めの際、浅井氏の裏切りで窮地に陥った織田信長の退却を助力するなど、朽木氏はたびたび歴史の舞台にも登場。関が原の戦い以後は、徳川家康に加勢し、譜代大名格の知遇を得てこの陣屋を築きました。
 東西約150m、南北約300mの敷地に、御殿・侍所・剣術道場・馬場など多数の施設がありましたが、明治維新とともにすべてが取り壊され、現在は堀・土居(つちい)・石垣の一部と2ヵ所の井戸を残すのみとなっています。近年、茅葺きの民家が移築され、史跡公園として整備されました。
地域名:湖西
所在地:高島市(旧・朽木村)
陣屋跡に移築された茅葺きの民家
陣屋跡に移築された茅葺きの民家
(2003年12月26日撮影)
陣屋跡に残された井戸
陣屋跡に残された井戸(2003年12月26日撮影)