滋賀の風景
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観音寺 かんのんじ
山岳信仰の流れをくむ名刹
 伊吹山四大寺(観音寺、弥高寺、長尾寺、太平寺)のひとつとして、平安時代の創建と伝わる寺。正式には、伊富貴山観音護国寺(いぶきやまかんのんごこくじ)といいます。もともとは伊吹山中にありましたが、鎌倉時代に現在の場所に移転しました。三方を山で囲まれた境内は静寂に包まれ、厳かな雰囲気です。
 本尊は、行基(ぎょうき)作と伝えられる十一面千手観音立像で、秘仏。鎌倉初期の伝教大師座像や入母屋造の本堂は重要文化財に指定されています。
 この寺はまた、秀吉が石田三成を見い出した場所としても有名です。鷹狩りに来ていた秀吉が寺に立ち寄った際、寺の小僧をしていた三成は、お茶を飲みやすいように3回に分けて出すという気配りを示し(三椀の才)、秀吉の小姓に召し抱えられます。三成がお茶を立てた井戸も残っています。
 山門近くには芭蕉の句碑
「其(その)ままに/月もたのまじ/伊吹山」
が立っています。
地域名:湖北
所在地:米原市(旧・山東町)
観音寺山門
観音寺山門(2003年10月9日撮影)
観音寺参道
観音寺参道(2003年10月9日撮影)
階段を登ると本堂につく
階段を登ると本堂につく(2003年10月9日撮影)