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| 国宝の本殿や三重塔がある閑静な山寺 |
鈴鹿山系の山裾に南北に並ぶ三つの寺、百済寺(ひゃくさいじ)・金剛輪寺(こんごうりんじ)・西明寺を湖東三山(ことうさんざん)といいます。そのなかで、一番北に位置するのが、西明寺です。その昔、境内にある池から薬師如来が現れた、といういい伝えがあり、通称「池寺」とも呼ばれ、地名もそれに由来します。
承和元(834)年、仁明天皇の勅願により三修(さんしゅう)上人が建立したと伝えられ、鎌倉時代には17の堂塔と300の僧坊がある大寺院でした。
戦国時代に織田信長方の丹羽長永(にわながひで)の攻撃を受け、本堂、三重塔、二天門のみを残し、すべて消失。焼け残った本堂と三重塔は、釘を1本も使わない純和風建築で、国宝に指定されています。総檜造りの三重塔には、初層内部に岩絵具で金剛界の三十二菩薩などが極彩色で描かれ、法華経の極楽浄土がいまも鮮やかに見ることができます。
本坊書院の庭は、望月友閑(もちづきゆうかん)が小堀遠州(こぼりえんしゅう)の庭を手本にして作庭したといわれる池泉回遊式蓬莱庭園。心字池や山の斜面を利用して配された石組みが、薬師如来や日光・月光菩薩などの仏を表現しています。
この蓬莱庭園には、9月から翌年5月まで咲き続ける「西明寺の不断桜(ふだんざくら)」と呼ばれる冬桜があります。樹齢は約250年で、県の天然記念物に指定されています。 |
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| 地域名:湖東 |
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| 所在地:甲良町 |
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| 国宝の本堂と三重塔(2003年11月26日撮影) |
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| 紅葉で彩られた参道(2003年11月26日撮影) |
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| 西明寺入り口の仁王門(2003年11月26日撮影) |
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