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木地屋(きじや)とは、お椀やお盆、こけしなどの木製品をつくる職人のことで、木地師ともいいます。集団で全国の野山を移動し、行く先々で木の材料を得ながらその地で木製品を作り、ときにはそのまま定住しました。こけしで有名な東北地方も木地師がその技を伝えたものです。
その木地師発祥の地といわれているのが、ここ、永源寺町の愛知川(えちがわ)渓谷沿いにある小椋谷です。平安の昔、皇位争いで失脚した惟喬親王(これたかしんのう)が山深い小椋谷まで落ちのび、村人にろくろを教えたのが木地師の始まり、と、このお話で紹介したように伝わっています。現代もなお、小椋谷一帯は樹木で覆われた深山幽谷の山里で、木地師のふるさとにふさわしい面影を残しています。[東近江市] |
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