滋賀の風景
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鬼室神社 きしつじんじゃ
朝鮮文化伝来の歴史を秘めた田園の中の神社
 のどかな農村風景が広がる、日野町の小野(この)の集落を歩いて行くと、田んぼの中にポツンと樹木に囲まれてたたずむ鬼室神社があります。
 近江に都があった1300年前の昔、朝鮮半島からやってきた多くの渡来人が朝廷につかえていました。そのなかに、白村江(はくすきのえ)の戦いで敗れた百済人、鬼室集斯(きしつしゅうし)という高官がいました。優れた文化人であった彼は時の天智天皇に重用され、男女700余人とともに蒲生郡に移り住んだとされます。
 この神社の本殿裏に鬼室集斯の墓が祀られており、神社の名前もそこからきています。
 神社へ向かう道の看板や神社縁起もハングル文字で併記されており、蒲生野と大陸文化の結び付きの強さがわかります。
地域名:東近江
所在地:日野町
ハングル文字が併記された神社案内板
ハングル文字が併記された神社案内板
(2003年12月1日撮影)
鬼室神社
鬼室神社(2003年12月1日撮影)
神社は道の向こうに樹木に囲まれひっそりたたずむ
神社は道の向こうに樹木に囲まれひっそりたたずむ
(2003年12月1日撮影)