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| 悲劇を見守ってきた地に立つ平和な時代の松 |
甲賀市(旧・甲南町)の北、田園風景が広がるなかに、「わかれの一本松」という石碑と小さな松が植えられています。
天保13(1842)年、幕府が強行しようとした不当な検地に抗議するため、近隣の農民が一斉に蜂起しました。これが世に名高い天保一揆で、その数は甲賀(こうか)郡だけでも約2万人になったといいます。一揆は農民側の勝利に終わりましたが、多くの指導者は捕らえられ、江戸送りになりました。深川(ふかわ)村の庄屋・田中安右衛門(たなかやすえもん)もそのひとりで、民話にもあるように、役人に捕らえられ、別れを惜しむ村人に、この地まで見送られました。
当時は大きな松の木が立っていましたが、いつしか枯れてしまいました。今は数年前に植えられた松が、深川地域の平和な光景を見守りつつ成長しています。
また、近くの浄福寺には田中安右衛門の慰霊碑が残されています。 |
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| 地域名:甲賀 |
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| 所在地:甲賀市(旧・甲南町) |
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| わかれの一本松(2003年12月3日撮影) |
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浄福寺にある田中安右衛門の慰霊碑
(2003年12月3日撮影) |
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