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| 日本でここだけの扇型をした不思議な松の群生 |
湖南市(旧・甲西町)の南西にある美松山の南東斜面に、不思議な松が自生しています。アカマツの変種で、一本の根から地表近くで放射線状に枝が分かれた、笠や扇のような珍しい樹形をしており、地元の人はいつからか「うつくし松」と呼ぶようになりました。
このような松は日本でもここだけで、国の天然記念物に指定されています。独特の樹形の理由は、自生地の土質(砂が交じった赤粘土)のため、ともいわれていますが、定かではありません。
「東海道名所図絵」や「伊勢参宮名所図絵」(1797年)にも描かれており、東海道五十三次沿いの名所として江戸時代から有名でした。
この松には不思議な伝説が残されています。
平安時代、病弱だった公家の藤原頼平が静養のため、この地を訪れていたときのこと。突然、童女が木々の間を舞い出て、京都の松尾神社の使いとして頼平を護るために供をしてきた、と告げました。ふと見ると、周囲の松がすべて、うつくしい松に姿変えていたといいます。このことがあってから、頼平の平と松尾神社の松の字をとり、JR甲西駅から南に伸びた地域に平松という村の名がつけられたということです。
現在、約200本以上のうつくし松があり、樹齢300年以上、高さ約12.7mになるものもあります。 |
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| 地域名:甲賀 |
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| 所在地:湖南市(旧・甲西町) |
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| うつくし松(2003年11月6日撮影) |
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約200本のうつくし松が自生する美松山
(2003年12月16日撮影) |
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