
甲賀管内の森林は、滋賀県の南東部に位置し、鈴鹿山系の御在所岳をはじめとした高峰が連なり、これらの山々に源を発する野洲川は狭長な谷状の地形を開きつつ南西に流れて琵琶湖に注いでいます。
この野洲川 の水源となる甲賀の森林は、滋賀県の森林面積の1/5を占めており、その森林の約半分が人工林、半分が天然林で構成されています。
甲賀管内の森林の特徴は、旧甲賀町を中心に広がる森林と田が入り組んだ状態の谷津という地形です。以前は里山として、たき木やしいたけホダ木、炭焼きに利用されてきました。
この地域では林業が盛んに行われていましたが、近年、木材価格の低迷等から、なかなか木が伐採されず、適正な人工林の循環が阻害された状態になっています。また、間伐を実施した林においても、 採算が合わないことから伐採した木が林内に放置された状態になっているところが多くなっています。
また、京阪神地区からの移住者も増加し、都市化も徐々に進んでい森林とのふれあいや災害の防止といった都市近郊林としての森林の役割も期待されています。
これらの課題を解決するために、甲賀森林整備事務所では様々な取り組みを実施しています。
南部流域森林づくり委員会は、草津市、守山市、栗東市、甲賀市、野洲市、湖南市の6つの市を活動エリアとして、県民の方の参加のもと、健全で豊かな地域の森林を未来に引き継いでいくために、森林づくりへの理解を深める活動や新たな森林づくりのあり方、 県、市町等への政策の提案を行う組織です。
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鹿深のもり第45号で紹介しました林業技術普及カード(通称:スイカの絵)をわかりやすく更新しました。No1では相対幹距比:Sr(Srとは、樹木間隔を樹高の何%にするかを示した数値)で表を構成していましたが、No2では平均樹間距離で表を構成しています。これにより実際に林地で樹間距離を測りその平均値をカードと比べることで適正な間伐の目安がわかります。ご活用ください。
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