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更新日:
2011年5月17日

高島市朽木地域の獣害防止柵を復旧しました

1.獣害防止柵の整備状況獣害防止柵(高島市朽木宮前坊)

近年、野生獣(サル、イノシシ、シカなど)による農作物被害が全国で深刻な問題となっており、県内でも、中山間地域を中心に獣害による被害が広がっています。

→ 参考:獣害の現状と原因・主な対策方法等(農政水産部農村振興課)

 

高島管内の農作物被害額(平成20年度)は68,878千円であり、安心して農作物をつくり活力ある農村を蘇らすため、獣害対策の一環として、中山間地域総合整備事業や里地棚田保全整備事業等により、獣害防止柵の整備を推進しています。

平成20年度末の獣害防止柵の施工延長(高島管内累積)は、 L = 68.0 kmとなっています。

 

2.獣害防止柵の損壊被害

平成20年12月26日から28日にわたり、高島市朽木地域において、例年に比べ非常に密度の高い雪が降ったため、樹木の雪折れや倒木が広域にわたって発生し、獣害防止柵にも甚大な損壊被害が生じました。

積雪の状況(高島市朽木雲洞谷(H = 180cm)) 積雪の状況(高島市朽木麻生(H = 150cm))

 積雪の状況 【左写真:高島市朽木雲洞谷(H = 180cm)、右写真:高島市朽木麻生(H = 150cm)】

獣害防止柵の損壊状況(高島市朽木野尻) 獣害防止柵の損壊状況(高島市朽木市場)

 獣害防止柵の損壊状況 【左写真:高島市朽木野尻、右写真:高島市朽木市場】

3.獣害防止柵の復旧 

そこで、下記の事業を活用し、獣害防止柵を復旧しました。

事業名および地区名 滋賀県農業用施設小災害復旧事業 / 高島地区
対象地域

高島市内(旧朽木村)の8地域
(荒川、平良、地子原、市場、麻生、野尻、雲洞谷、宮前坊)

復旧延長 L = 1.9 km
事業主体 高島市
事業期間 平成21年5月 〜 7月 

 

災害復旧事業の採択申請にあたっては、今回の降雪が異常な天然現象であったことを証明するため、気象データの収集や雪密度の測定等を行う必要があり、大変な苦労がありました。

また、雪密度の平均値を記録しておくことも災害には必要とわかりました。

今回の想定外の被害をふまえ、雪害を受けにくい設置ルートの選定や、倒木被害を減らす取り組み等の必要性を感じました。

 

事業実施前の様子(高島市朽木市場) 事業実施後の様子(高島市朽木市場) 

事業実施前後の様子(高島市朽木市場) 【左写真:事業実施前、右写真:事業実施後】

 

これからも、豊かな実りをもたらす農地と心やすらぐ農村景観を次の世代につないでいくため、関係機関(同じ農業農村振興事務所に所属する農産普及課、高島市、県森林整備事務所など) と連携して、獣害防止柵の整備をはじめとした獣害対策を推進していきたいと思います。

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所属名:滋賀県高島農業農村振興事務所田園振興課
電話:0740-22-6037
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メール:gh34@pref.shiga.lg.jp

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