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提供日:2008年10月22日

部局名:農政水産部

所属名:水産試験場

担当名:生物資源担当

担当者名:澤田・上垣

内線:−

電話:0749-28-1611

メール:gf30@pref.shiga.lg.jp

琵琶湖における外来魚(プレコの一種)の捕獲について

  10月21日に大津市地先の琵琶湖(和邇漁港内)で、下記のとおり、外来魚であるプレコの一種が捕獲されました。
このような外来魚を琵琶湖や河川に放流すると、生態系に歪みが生じ、漁業や固有の生物相に取り返しのつかない悪影響を与える危険性があります。
琵琶湖や周辺水域の生態系を将来にわたって保全するためにも、本来その水域にいなかった魚類などを絶対に放流しないでください
なお本魚種は、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律で指定される特定外来生物ではありませんが、外来魚等の無許可放流は滋賀県漁業調整規則(昭和40年3月31日滋賀県規則第6号)によって禁止されており、違反者は処罰の対象となります。(資料1)

 

  • 捕獲日:平成20年(2008年)10月21日
  • 魚種名:プレコの一種(ロリカリア科)
  • 捕獲魚の大きさ:体長31cm 体重500g  *今回捕獲された個体は背びれの一部と胸びれ、腹びれおよび尾びれが欠損していた。
  • 捕獲場所:大津市和邇中浜地先の琵琶湖(和邇漁港内)
  • 捕獲状況:和邇漁港内で釣り人が釣ったものが志賀町漁業協同組合に持ち込まれ、連絡を受けた当場職員が回収した。
  • 魚の特徴:体全体は大きく硬質なうろこにおおわれ、吸盤状の口を持ち、流木などに吸い付く。雑食性であるが、特に付着藻類など植物質のものが主である。熱帯域に生息する魚種であるため、琵琶湖で越冬できる可能性は低いと思われる。
  • 分布:アマゾン川を中心とした南米大陸の熱帯域
  • 利用:観賞用として流通している。
  • 影響:主な餌は付着藻類など植物質であるため、積極的に在来魚を食害することは考えにくいが、生息場所や餌をめぐる在来魚との競合が起こる可能性がある。
  • 参考
    プレコの一種は、当場が集計を取り始めた平成6年(1994年)以降、琵琶湖およびその周辺で、今回を含めて9尾捕獲されました。
    直近の記録では平成17年(2005年)8月11日に大津市際川地先の琵琶湖で刺網により全長29.8cm、体重207.2gのものが捕獲されています。

 

今回捕獲されたプレコの一種(2枚とも)

プレコ1

プレコ2

第5章 罰則

第61条 次の各号のいずれかに該当する者は、6月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金に処し、またはこれを併科する。
(1)第6条の2、第14条、第34条第1項、第35条、第36条、第38条、第39条、第42条、第44条、第49条、第50条第1項または第52条第6項の規定に違反した者

〜後略〜

 

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