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提供日:2011年8月23日
猛毒きのこ「カエンタケ」が森林センター周辺で発生しました。長浜市、大津市でも発生が確認されており、全県的に分布していると考えられます。
カエンタケは、コナラなどのブナ科樹木が枯れると、1年後位からその根の近くに出ます。近年、県下では、ナラ類の集団故損が発生しており、それにつれて、このきのこの発生も増えています。
カエンタケは、さわっただけでも炎症することがあるので、写真のような赤いきのこは、食べないこと、また、さわらないよう注意してください。
【参考資料】
カエンタケは、ニクザキン科ツノタケ属のきのこ(子のう菌)で、形は円筒形(写真1)、または、それが分岐した手の指のような形(写真2)で、高さ3〜15cm。表面は赤橙色〜赤色、内部は白色。梅雨から秋にかけての長い期間に、広葉樹林内の地上に発生します。
1990年代に死亡例を含む数件の中毒が発生したことから、有毒きのこであることがわかりました。毒成分は、トリコテセン類。きのこの汁が皮膚に付くだけで炎症を起こします。食べると下痢、嘔吐などに始まり、運動障害、言語障害、全身の炎症、多臓器不全などを起こして死に至ります。致死量は、生のきのこで3g、回復しても小脳に後遺症が残ることがあるとされています。

