
平成21年秋期カワウ生息状況調査結果および
平成21年カワウ捕獲結果について
平成21年秋期カワウ生息状況調査結果および平成21年カワウ捕獲結果が取りまとまりましたので、公表します。
なお、詳細な数字などのデータについては、別添ファイルを参照してください。
1.カワウの生息状況について
- 今年は県内(竹生島および伊崎半島)で、29,968羽。昨年同期の74,688羽と比べ約60%減。また、平成16年以降はじめて3万羽を割り込んだ。
- このうち、竹生島では、14,972羽。
■昨年同期の58,547羽と比べ約74%減。また、平成16年以降はじめて2万羽を割り込んだ。
■平成17年以降、秋の生息数がはじめて同年春期の生息数を下回った(約1万羽(10,199羽)の減)。
- 伊崎半島では、14,996羽。昨年同期の16,141羽と比べ約7%減。
2.カワウの捕獲結果について
- 捕獲総数は、過去最高の19,641羽となったものの、捕獲目標の3万羽に対して約65%にとどまった。
■内訳は竹生島16,365羽(67日実施)
伊崎半島 2,893羽(11日実施)
その他飛来地 383羽
- 当初捕獲目標を下回った原因
■春の生息数が、当初見込みである4万台後半の約6〜7割程度(約32,000羽)と少なかった。
■繁殖時期が長期化し9月以降にずれ込むと見込んでいたが、7月から徐々に、繁殖個体が少なくなったため、捕獲効率が
著しく低下した。
- 竹生島の状況と評価
■繁殖個体(成鳥)を選択的に捕獲し、長期間にわたる捕獲を実施したため、個体数の顕著な低減に貢献したと思われる。
■7月以降徐々に、巣に執着する個体割合が低下し、生息数そのものが当初見込みを大きく下回ったことともあわせ、捕獲
効率が著しく低下したため、当初見込みの25,800羽に届かなかった。(実績約16,000羽)
- 伊崎半島の状況と評価
■県全体の個体数減少を効率的に行うため、竹生島を中心に捕獲事業を実施した結果、平成16年から19年度に比べ、伊崎
半島における捕獲実施日数が少なくなり、期間も短くなった。
■伊崎半島における秋期の生息数が春期に比べ倍増したことは、捕獲による繁殖抑制効果や、竹生島や県外などからの飛
来を抑制する効果が十分ではなかったこと等が考えられる。
平成21年秋期カワウ生息状況調査結果および平成21年カワウ捕獲結果の概要(PDF:209KB)