地方分権の時代の新しい行政運営システムの一環として、滋賀県では平成12年8月に「県政の目標『しがベンチマーク2000』」を策定しました。
これは、県の政策が県民の皆様の暮らしにどのように役立っているのか、という視点のもとに、これまで難しく考えられてきた政策を身近な指標を使って数値化し、その目標や到達の度合い、全国と比較しての位置など、客観的なデータを県民の皆様に明らかにしたうえで、政策論議を活発にすることによって、より質の高い、均衡のとれた政策形成を図っていこうとするものです。
ベンチマークは、いわば、県民の皆様と県政をつなぐかけ橋の役割を果たすものであると言えます。
『しがベンチマーク2000』の策定から2年が経過し、その間の取り組みの成果を『しがベンチマーク2002年度版』というかたちで整理したのに合わせ、これに取り上げた120の指標のそれぞれについて、「なぜこの指標が重要なのか」、「目標値はどのように設定したのか」、「目標達成に向けて、これからどのように取り組もうとしているのか」など、県民の皆様から寄せられた「なぜ」という疑問にお答えし、ベンチマークを活用しての今後の県政発展に向けた県民の皆様との議論を、より一層深めたいと考え、この冊子を作成しました。
県民、NPO、事業者、市町村……、そして県という多様な主体のパートナーシップのもとに、ゆたかな地域づくりの取組みを進めていく上で、この「別冊」を活用いただければ幸いです。
平成14年11月
滋賀県知事 國 松 善 次