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滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールを会場に、天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、全国各地からの招待者を含め1,348人が出席し式典行事を行いました。 |
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| ■式典オープニング&プロローグ |
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| ●オープニング映像「この湖(うみ)に生きる」 |
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| 琵琶湖で受け継がれる伝統漁法や、琵琶湖が今直面している危機、そしてその危機を乗り越えるための懸命な取組を映像により紹介しました。 |
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●プロローグ「交響詩 淡海(おうみ)」 |
| 琵琶湖を象徴する「琵琶湖周航の歌」をオーケストラの重厚な音、自然で素朴なヨシの響きと合唱で演奏しながら、美しい映像と語り部が女性の心の移ろいを通して、琵琶湖の自然美、あたたかさを表現し、式典前のプロローグとして、琵琶湖の魅力をアピールしました。 |
| 合唱団 : びわ湖ホール声楽アンサンプル |
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| 河地良智指揮 滋賀大学オーケストラ |
ヨシ笛奏者 : レイクリード |
語り部 : 平野啓子 |
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| ■式典 |
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●大会旗の入場 |
| 天皇皇后陛下の御臨席の後、星の子保育園鼓笛隊のかわいらしく、そして巧みな演技によるマーチングドリルの先導で、漁業後継者と立命館守山高等学校生の旗手団により、大会旗入場が力強く行われました。 |
大会旗入場(鼓笛隊:星の子保育園児
旗手団:漁業者子弟・立命館守山高等学校生) |
旗手:漁業後継者子弟 今江祐貴さん |
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●開会のことば |
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| 鳥塚五十三滋賀県漁業協同組合連合会代表理事会長の「開会のことば」により、式典行事が始まりました。 |
| ●国歌斉唱 |
| びわ湖ホール声楽アンサンブルのリードにより、参加者全員が国歌を斉唱しました。 |
開会のことば 鳥塚五十三
滋賀県漁業協同組合連合会代表理事会長 |
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国歌斉唱 |
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| ●あいさつ・歓迎のことば |
河野洋平豊かな海づくり大会会長(衆議院議長)からは、「内水面で初めて開催される大会。海はもとより、森、川、湖などすべての自然環境を一体として守り育てていく大きな契機に」と、嘉田由紀子滋賀県知事からは、「漁業を守ることが、琵琶湖を守ることにつながる。これからも、近畿1,400万人の命の水である琵琶湖を守り続けていきたい」とあいさつがありました。
また、開催地の目片大津市長から、「全国10番目の古都大津を満喫いただきたい」と歓迎のことばがありました。 |
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●御製(ぎょせい) |
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天皇陛下が大会に寄せてお歌をお詠みになりました。
御製はこちらから |
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●天皇陛下のおことば |
第27回全国豊かな海づくり大会が、湖では初めて、ここ滋賀県大津市の琵琶湖畔において開催されることを、誠に喜ばしく思います。 琵琶湖は永い歴史と広大で多様な環境を有し、湖に固有の多くの生物を宿しています。これら固有の生物はそれぞれ琵琶湖の環境に適応し、幾つかの種類では近似種間で生態や生育水域を異にしてすんでいます。琵琶湖には3種のナマズがすんでいますが、その中の2種ビワコオオナマズとイワトコナマズは1961年に友田淑郎博士によって新種として記載されたものです。湖岸部を住処(すみか)とするナマズに対して、ビワコオオナマズは沖合で魚を追い掛けて生活し、イワトコナマズは岩礁地帯に生息して真横に突き出た目で小魚やエビを探して食べています。かつて池でナマズとビワコオオナマズを飼ったことがありましたが、浮き餌(え)の食べ方が両者で異なり、ナマズが上方のものを食べるのに適しているのに対し、ビワコオオナマズは前方のものを食べるのに適しているように思いました。これらの環境に適応した種類を見る時、生物進化の妙を深く感じます。
この琵琶湖において、近年,集水域や湖畔での経済活動により水が汚染し、魚類の産卵繁殖場が減少するなど環境の悪化が進んできました。外来魚やカワウの異常繁殖などにより,琵琶湖の漁獲量は、大きく減ってきています。外来魚の中のブルーギルは50年近く前,私が米国より持ち帰り、水産庁の研究所に寄贈したものであり、当初、食用魚としての期待が大きく、養殖が開始されましたが、今、このような結果になったことに心を痛めています。
昭和52年に、初めて大規模な淡水赤潮が発生したことを契機として、琵琶湖の環境保全のための真剣な取組が開始され、以来、産卵繁殖の場であるヨシの生い茂る地帯の造成や、湖岸の清掃、周辺の山々の植林など、多くの人々が協力して、
最近は湖の環境は良くなってきていると聞きます。再び魚影豊かな湖となることを期待しています。
永い時を経て琵琶湖に適応して生息している生物は、皆かけがえのない存在です。かつて琵琶湖にいたニッポンバラタナゴが絶滅してしまったようなことが二度と起こらないように、琵琶湖の生物を注意深く見守っていくことが大切と思います。
この大会が河川、湖沼の生物を愛する心を培い、皆で豊かな湖(うみ)づくりに励む契機となることを願い、大会に寄せる言葉といたします。 |
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●優秀作文の発表 |
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| 大津市立日吉中学校2年の笠川達成さんが、ニゴイの産卵を目撃したことをきっかけに、琵琶湖の生態系を元に戻していかなければならないと決意した作文『ニゴイが教えてくれたこと』を朗読しました。 |
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最優秀作文の発表
笠川達成さん(大津市立日吉中学校2年) |
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| ●びわ湖リレーションメッセージ(誓いのことば) |
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漁業後継者の中主漁協所属の勝見昌和 ・佳子夫妻の誓いの言葉に合わせ、県内の山 ・川 ・里 ・湖で活動する子どもたちによる 「びわ湖リレーションメッセージ
」で琵琶湖を守る決意を発進するとともに、参加者全員が全国へ向けてフラッグを振り、会場をきれいに染め上げました。
びわ湖リレーションメッゼージ
の子どもたち
(山)
永源寺町緑の少年団
(川)
日本ボーイスカウト滋賀連盟
(里)
ガールスカウト日本連盟
滋賀県支部
(湖)
マキノ夢の森・マキノ東小学校
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| びわ湖リレーションメッセージ 会場全体がフラッグでつつまれました。 |
| びわ湖リレーションメッセージの全文はこちらから |
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| 川・湖で活動する子どもたち |
漁業後継者 勝見昌和・佳子夫妻 |
山・里で活動する子どもたち |
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| ●大会決議 |
| 服部郁弘豊かな海づくり大会推進委員会会長が「大会決議」を読み上げ、満場の拍手を持って賛同されました。 |
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<大会決議>
うみは、古来よりその豊かな恵みで人々の生活を支え、多様で優れた食文化を育むとともに、水辺の人々による生活と自然が見事に調和した“里海”として形成されてきた。
国土と同様に、国民の生活と文化の基盤であるこの豊かなうみは、その時代を生きる国民によって守り育て、誇りをもって未来へと送り届けなければならない。
世界有数の古代湖である琵琶湖を有するここ滋賀県で、第27回全国豊かな海づくり大会が開催されるにあたり、「この湖(うみ)を 守る約束 未来のために」を合い言葉に、環境・生態系の保全に努め、豊かな湖(うみ)を取り戻し、次の世代に引き継ぐことをここに決議する。 |
大会決議 服部郁弘
豊かな海づくり大会推進委員会会長 |
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| ●大会旗引継・次期開催地代表あいさつ |
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嘉田由紀子滋賀県知事から泉田裕彦新潟県知事と篠田昭新潟市長に大会旗が引き継がれ、泉田裕彦新潟県知事から、「平成20年9月7日に新潟市の信濃川河口で新潟大会を開催する。日本海の新鮮な魚介類やおいしい農産物も用意しているので、是非新潟へお越しください」と次期開催地代表あいさつがありました。 |
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| 大会旗引継 |
次期開催地代表あいさつ
泉田裕彦 新潟県知事 |
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泉田新潟県知事のあいさつ全文はこちらから |
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| ●閉会のことば |
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出原逸三滋賀県議会議長の「閉会のことば」により、式典を終了しました。 |
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閉会のことば
出原逸三滋賀県議会議長 |
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| ●天皇皇后両陛下御退席 |
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最優秀作文の発表者に声をおかけになる
天皇皇后両陛下 |
天皇皇后両陛下御退席 |
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| ●歓迎レセプション |
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大会前夜に、琵琶湖ホテル瑠璃の間で、天皇皇后両陛下をはじめ、大会関係者および水産関係者などを歓迎するレセプションを開催し、翌日の大会や滋賀県の水産業などについて、なごやかに懇談していただきました。 |
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| さらに詳細はこちらから |
| 歓迎レセプション |
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