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「近江の茶」は、最澄が唐から初めて日本に持ち帰り、比叡山麓に植えた茶の実に起源するといわれています。修行僧に薬として珍重され、朝廷に献上される茶として県下に栽培が広がり、長い歴史とともに、「政所茶」「朝宮茶」「土山茶」など全国に知れ渡る銘茶の産地が育ちました。そして、幕末にはペリーに賞翫され緑茶輸出の道を拓き、日本が初めて参加した1873年のウイーン万博にも出展されました。
恵まれた自然環境と優れた栽培・製茶技術により築き上げられた「近江の茶」は香り高く、味わい深い高級茶としていつの時代も親しまれています。そして、環境にやさしいこだわりの農産物として、ひとの暮らしにゆとりと潤いを生み出す日本の文化として、美しい琵琶湖を抱える滋賀で極めた「近江の茶」を、次世代に受け継ぎます。