滋賀県教育委員会では、今年度新規事業の「近江の仏教美術等魅力発信・再生支援事業」として「仏教美術等再生活用事業」を実施しています。
この事業は、観光振興や情報発信に積極的な所有者の行う再生(修理)と活用(公開)を一体的に実施する事業に対し、滋賀県が補助を行う新しい取り組みです。
所有者が自主的に修理現場等の公開活用に取り組み、それを行政が支援する新たな文化財保護の枠組み作りにつなげるとともに、多くの方々に修理を見ていただくことにより文化財保護意識の高揚が図られ、観光振興・地域活性化にもつながることが期待されます。
平成22年5月に滋賀県教育委員会で募集を行い、歴史を愛好する幅広い年齢層、幅広い地域から参加いただいた女性ボランティアスタッフ25名の皆さんが、文化財保護課職員による戦国時代・城郭などに関する専門的な情報にふれていただきながら、県内に所在する安土城・佐和山城・小谷城の「女性のための近江戦国山城マップ」を作成しました。
滋賀県教育委員会では、平成20年度より3ヶ年計画で、琵琶湖とその周辺の水に関する文化資産を滋賀県独自の特性ある資産として位置づけ、これらのうち特に優れたものを「近江水の宝」に選定して地域の資産として価値の定着化を行っているところです。
「近江水の宝」の選定にあたっては、「琵琶湖(水)と人との共生の文化によって培われてきたのが近江文化であり、これを元に形成されたのが『近江水の宝』である」という視点を中心にすえ、全体として人と自然との関係の物語性が理解できるように、「うやまう」、「くらす」、「ゆきかう」、「つくる」、「めでる」、「おくる」という構成になっています。
滋賀県では、文化財をはじめ先人から受け継いだ貴重な財産を、次の世代に引き継ぎ、活かしていくために、「マザーレイク滋賀応援寄附条例」を制定しました。
滋賀の歴史・文化に魅力を感じる方、そして、滋賀県を「ふるさと」と思ってくださる全国の滋賀ファンの皆さまからの応援(寄附)をお願いいたします。