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更新日:
2009年10月29日

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毒キノコによる食中毒に注意

秋になると、野山を散策し、キノコ狩りを楽しむ機会が多くなりますが、誤って毒キノコを食べ、食中毒になる事があります。

平成20年には、キノコやキノコを含む食品が原因と考えられる食中毒は全国で 64件発生しており、患者数は189人でした。また、本年10月、県内で発生したツキヨタケによる食中毒は、全国で19件発生しており、患者数70人でした。

食用キノコの鑑別は専門家でも難しいことがあります。 次の3つのポイントに注意して、毒キノコによる食中毒を防ぎましょう。

滋賀県では、ツキヨタケの他、過去にイッポンシメジ、カキシメジ、ヒカゲシビレダケによる食中毒が発生しています。

キノコによる食中毒予防のポイント

1しらないきのこはぜったいにたべない 2さまざまないいつたえは、めいしんでありしんじてはいけない 3ずかんやしゃしんやえにあてはめ、かってにかんていしない

 

事例1

平成21年10月27日、滋賀県伊香郡内の男性が渓谷でキノコを採取し、自宅で味噌汁にして食べた家族4人が約1〜2時間後に嘔吐の症状を呈するという食中毒が発生しました。

ツキヨタケは激しい腹痛と下痢・嘔吐を起こすが,ツキヨタケは主として山地のブナ帯の倒木にはえ,傘の色はシイタケに似ていますが,柄を割ると基部に紫黒色のしみがあるので,区別できます。(まれにシミがないものもあります。)

また短い柄が傘の側方につき,ひだは発光します。シイタケとは臭いが異なり,胞子の形も異なります。(シイタケは楕円形,ツキヨタケは球形)。

●ツキヨタケの詳細についてはこちらpdf(PDF:44KB) 

 

ツキヨタケ
学名:Omphalotus guepiniformis

ツキヨタケ1

ツキヨタケ2
【写真提供:滋賀大学】

 

事例2

平成19年9月、近畿地方で、毒キノコであるニセクロハツを食用と間違えて食べたことにより1名の方が死亡するという食中毒が発生しました。

ニセクロハツは 食用のクロハツとよく似ています。

キノコを割ったときクロハツは肉が赤くなったあと黒くなる、ニセクロハツは赤くなるが黒くならない、ということで区別されますが、個体差が大きく、正確な区別は分類の専門家でも困難ですから、傘が茶色〜黒色の ベニタケの仲間のキノコはすべて食べないようにしてください。

 

クロハツとニセクロハツ

クロハツ
学名:Russula nigricins

クロハツ1

クロハツ2

 

ニセクロハツ(毒キノコ)
学名:Russula subnigricans

ニセクロハツ

ニセクロハツ2

【写真画像の版権は群馬県立自然史博物館、滋賀県森林センターが有します】

 

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