最新型PET/CT装置が稼働しました (2010/6/1)
県下の公立病院では初めてとなる最新型PET/CT装置
「True Point Biograph 16」 (ドイツ・シーメンス社製)が稼働しました〜従来よりも画像が鮮明となり、撮影時間も大幅に短縮されています〜
滋賀県立成人病センターでは、多様化する医療需要(診断精度の向上、患者さんの負担軽減)への対応を図るため、「X線CT組み合わせ型ポジトロンCT装置(PET/CT装置)」を導入しました。
当装置は、平成22年6月1日から稼働しています。当装置の導入・稼働は、滋賀県内の公立病院では1番目、県下の全病院では草津市内の2病院に次いで3番目となります。
画像の鮮明化・診断時間の短縮により、診断精度の向上と患者さんの負担を和らげる効果があると期待されています。この装置を活用し、「都道府県がん診療連携拠点病院」としての役割を果たしていきたいと考えています。
装置の特徴
PET/CT装置とは
今回導入したPET/CT装置は、X線CT検査とPET検査を続けて行うため、得られたPET画像とX線CT画像を重ね合わせて(融合して)画像化し、より精細な画像を提供することが可能です。また、最新の放射線検出器を用いており、使用する放射性薬剤(放射能)も少なくてすみます。
高精細なPET画像を得るための機能について
PET(/CT)装置は、寝台が入る部分の開口部が円状になっているという装置の特性上、その円の中心部から外側(円周)に近づくにつれて不明瞭な画質になるという現象が起きてしまいます。本PET/CT装置では、放射線の検出補正を行うことによって、ほぼ全域で中心部と同じ鮮明な画質を維持できる機能を搭載しています。
撮影時間の短縮化について
従来の装置は、一度に撮影できる範囲は15cm程度で、頭頂部から鼡径部(足の付け根)まで撮影するためには7回ほど寝台を移動させる必要がありました。そのため、撮影時間は35分程度かかり、患者さんには大きな負担となっていました。本装置は、一度に撮影できる範囲が21cmに拡がり、寝台移動も5回ほどです。撮影時間は約20分となり大幅な時間短縮となり患者さんの負担軽減をはかっています。
被曝について
この装置では、X線を用いるため「被曝」の問題があります。本装置でのX線CT撮影では、自動被曝低減機能を用いて不必要な被曝をしないよう努めています。
外観









