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- 更新日:
- 2007年3月16日
正しい手洗いマニュアル と手洗いの実験方法の紹介
「何事も手洗いから始まって手洗いで終わる」と言われるくらい、日常生活において手洗いは非常に大事なこととされています。

湖北地域健康福祉部(長浜保健所)では、学校、団体等の主として幼児、児童を対象に実験を取り込んだ、正しい手洗いの実地指導を行ってきました。
その内容を紹介します。
1.なぜ手洗いが必要なのかについてのお話
紙芝居等を使ってばい菌の話や食べものを介して起きる病気についてお話ししました。

2.じょうずに手が洗えたか、実験をとおして確認してもらいました。
実験には2種類の方法を用意しました。
カンテン培地を使って手に付いたばい菌を調べる方法
ヨード液を使った方法
- 片栗(でんぷん)とヨード液を使い、ヨード・でんぷん反応を利用して洗い残したでんぷんに色を付けてどこが洗えていないのか、洗いにくい場所を確認します。
- 人数にもよりますが約2時間位かかります。
3.実験内容
1.カンテン培地を用いて目に見えない汚れ(細菌による汚れ)を調べる
培地を用いて手のひらの細菌(ばい菌) を培養し、目に見えない細菌による手の汚れを調べる
《1日目》
- 1.手洗い前の汚れを調べる。
滅菌水で少し手を湿らせてから、カンテン培地に手のひら全体を軽くゆっくり押し付ける。
- 2.手洗いの方法による違いを調べる。
手洗い1:普段、自分がトイレなどの後で洗う方法で手を洗った後、手のひ らを1.と同じようにカンテン培地に 押し付ける。
手洗い2:正しい手洗いの勉強をした後、洗った手をカンテン培地に押し付ける。
(正しい手洗い方法の写真、手洗いブラシ、薬用石けん)
- 3.上記の培地を36度で24〜48時間培養する。
《2日目or3日目》
【準備するもの】
幼児・児童には一般細菌・真菌用の培地を使います。培地は人体に無害です。
- 1.手形の培地 「パームスタンプチェック」 株式会社日研生物医学研究所
※手形培地は他の会社でも販売しています。インターネットで購入できるものもありますので、探してみてください。

《Lサイズ》(223×168×13mm:大人用)
■一般細菌・真菌用
■黄色ブドウ球菌用
■大腸菌群〔LMX〕
《Sサイズ》(182×135×10mm:子供用)
■一般細菌・真菌用
- 2.その他の培地 シャーレ(直径85mm円形)

■ 一般細菌・真菌用(普通寒天培地)
■ 黄色ブドウ球菌(MS培地)
2.ヨード液を使って洗い残し等を調べる
汚れの代わりにでんぷんを用い、目に見える汚れで洗い残し、洗いにくい場所を調べる
- 1.片栗粉(でんぷん)を少量のお湯で溶いてゼリー状のものを作る
↓
- 2.溶かした片栗粉を少し手に取り、手全体によくのばす
↓
- 3.片栗粉が乾いたら、手を洗う(水洗い、石けんで洗うとでんぷんが落ちてしまう)
手洗い1:普段の自分の手洗い
手洗い2:正しい手洗い (正しい手洗い方法の写真、手洗いブラシ、薬用石けん)
↓
- 4.ヨウ素溶液〈反応液〉に手をつける
手に残った片栗粉(でんぷん)がヨウ素溶液と反応(ヨウ素でんぷん反応) して濃い紫色になり、 洗い残しがわかる。
《注意》
- ヨウ素溶液は、衣服につけないように気をつける(洗ってもとれない)
- 手についたヨウ素液は石けんで洗い流す
- ヨウ素に過敏な人はこの実験には参加できません
【準備するもの】
- 1.ヨウ素溶液
〈原 液〉
ヨウ素 1.3g
ヨウ化カリウム 2.0g
水 10mL
溶けたらさらに水を加えて全量を100mLとし冷蔵庫に保管する
〈反応液〉
必要時に原液を水で10倍に希釈して用いる
- 2.片栗粉
適量の片栗粉をボールなどにとり、少量の水に懸濁させる。かき混ぜながら熱湯を徐々に加えに練る
- 3.バット (広げた手のひらが浸る程度のヨウ素溶液が入る大きさであまり深くな いもの)
ヨウ素溶液〈反応液〉を入れる
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