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更新日:
2009年5月26日

県民のみなさんへの知事メッセージ

 平成21年5月26日

滋賀県知事 嘉田 由紀子

 

 5月20日に県内で最初の新型インフルエンザ患者が発生して以来、本日で1週間となりました。県民のみなさん、事業者のみなさんには、ご不便、ご不自由をおかけしております。こうした状況下においても、皆様のご協力および冷静な対応に、大変感謝しております。 

今後の対応について

 5月23日には、県内2例目として、大津市で患者1名が確認されましたが、症状等も落ち着いているとのことですので、安堵しております。おかげさまで初期の感染拡大の防止はできたと考えております。こちらの方につきましては、引き続き大津市保健所が中心となって疫学調査を実施しておりますが、現段階では、感染拡大の恐れはないものと考えます。
 国が出した5月22日の基本的対処方針では、今回の新型インフルエンザは季節性インフルエンザと類似する点が多いとされ、地域の実情に応じた柔軟な対応を行う必要があるとされました。 
 したがいまして、明日からは県立高校等を再開し、小中学校・幼稚園、保育所、高齢者や障害者の通所施設の再開を要請させていただきます。屋内施設やイベント・行事などについても同様でございます。
 5月27日以降につきましては、県内において集団感染等の感染の拡大が認められない限り、施設単位での対応をとることとします。
 具体的には下記のとおりでございます。

1 医療について

(1)医療体制

  • 発熱相談センター・発熱外来の体制を維持
    発熱相談センターの相談体制、発熱外来の受診体制については当面現状を維持
  • PCR検査(遺伝子検査)
    発熱外来で簡易キットでA型陽性の場合は、PCR検査を引き続き実施する。

(2)濃厚接触者対策について

  • 濃厚接触者に対しては、引き続き、最終接触から7日間、保健所が毎日の体温測定などの健康観察を行う。また、不要不急の外出自粛を要請する。
  • 健康観察対象者に対しては、引き続き、保健所による健康観察を行う。
  • 疫学調査については、今後も、濃厚接触者を中心に保健所が実施していく。
  • 検疫において確認された患者の濃厚接触者に対し、外出自粛を要請するなど、より慎重な健康観察を引き続き行う。なお、一般入国者についての健康観察は検疫所から通報があったものに対してのみ行う。

(3)患者発見のための対応について

 下記の方法により、新型インフルエンザの集団感染疑い例を早期に把握し、患者発見を行う。
  • 学校、保育所等に対して体調不良者状況の確認を引き続き行う。
  • 国立感染症研究所が実施している薬局サーベイランス情報により、県内でのインフルエンザ様疾患の発生状況を監視する。
  • 医療機関からの定点報告による感染症サーベイランスにより、県内でのインフルエンザ様疾患の発生状況を監視する。

2 社会活動等について

(1)学校等

  • 学校の再開
      ア 全県立学校 
           全県立学校を再開します。
      イ 小中学校・幼稚園
         小中学校・幼稚園の再開を要請します。
      ウ 私立学校等
         私立学校等についても再開を要請します。
  • 児童生徒・教職員の健康観察
     児童生徒等および教職員の健康状況の把握を行い、発熱等顕著な変化があった場合は、発熱相談センターへの相談、市町教育委員会、県教育委員会への報告を求めます。
    特に児童生徒等については、当分の間、自宅での朝夕の体温測定を行うなどの健康状況の把握を徹底します。
     また、「咳エチケット」の普及啓発等、通常の「インフルエンザ対策」が有効であることの指導を継続します。
  • 部活動や他校生徒等と交流する学校行事について
     校内での部活動に際しては、参加する児童生徒等の健康把握を十分に行い、健康状況に配慮しながら実施します。
     また、他校生と交流する行事、修学旅行については、手洗い、うがい等感染防止に努めた上で、参加する児童生徒等の健康把握を十分に行い、健康状況に配慮しながら実施します。 
今後の対応
 今後、感染拡大等があった場合の休校措置については、疫学的視点や国の基本的対応方針を踏まえながら、児童生徒等および教職員の健康観察・管理を徹底した上で、弾力的に対応します。

関連リンク
 新型インフルエンザ予防対策および発生時対応マニュアル(教育委員会)


(2)保育施設等

  • 保育施設等(保育所、放課後児童クラブ、高齢者・障害者通所施設等)の再開を要請する。
  • 今後、県内で新たに患者が発生した場合には、積極的疫学調査を行い、感染拡大のおそれがあると判断された場合に、必要な要請を行う。
  • 保育所等に対し、以下の指導を行う。
      ア 手洗いやうがい等により感染症防止対策に努めること
      イ 利用者とその家族や職員の健康状態を把握するとともに、発熱や咳など、新型インフルエンザ感染を疑わせる症状がある場合には、発熱相談センターに連絡して適切な対応を行うこと

関連リンク
 介護保険事業所に対する新型インフルエンザへの対応について

     

(3)県民利用施設・イベント等

  • 県民利用施設
     県立の施設については、十分な注意体制をとることを前提に5月27日(水)から開館する。
     市立施設についても、県に準じて同様に開館を要請する。
  • 集会、スポーツ、行事、イベント等の自粛
     県主催の集会、スポーツ、行事、イベント等については、一律の自粛は行わない。なお、開催の必要性を改めて検討するとともに、開催する場合は感染機会を減らすための工夫、注意喚起を行う。
     市町についても、同様に一律の自粛要請は行わず、感染機会を減らすための工夫を検討するよう要請する。 特に、観光等への対応につきましては、観光事業者の皆様と共に元気な滋賀を積極的にアピールし、滋賀を訪れるお客様を県民の皆さんと一緒におもてなしの心でお迎えしたいと思います。
     是非、元気な滋賀にお越しください、とアピールさせていただきます。

 県民の皆さんへのお願い

 県民の皆さん、事業者の皆さんにおかれましては、通常の社会生活に戻っていただきたいと考えますが、引き続き、健康に注意をはらっていただき、新型インフルエンザに対する警戒を怠らず、次の点に留意のうえ、正確な情報に基づく冷静な行動をとっていただきますよう、よろしくお願いします。

  1. 今回のインフルエンザは季節性のインフルエンザに近い症状です。タミフルなどの治療薬も有効で、備蓄は十分にありますので、安心してください。
  2. 引き続き、咳エチケット・手洗い、うがいなど日頃からのインフルエンザ感染予防策を行ってください。
  3. 県としては、引き続き発熱相談センターを24時間体制で続けていくこととしておりますので、不安を感じられた方は電話またはファックスで相談してください。 

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