環境の世紀といわれる21世紀を迎え、地球温暖化をはじめとする環境問題が、世界各地でより切迫した問題としてとらえられるようになり、本県においても、全県的な取り組みが進められるとともに、環境保全に寄与するみどりの重要性が一層強く認識されるようになってきました。
このような中で、みどりの量を増やすだけでなく、みどりが持つ環境保全などの多様な機能や役割を改めて考え直し、新たな21世紀にふさわしいみどりづくりの基本方向を示すことが必要となりました。
このため、平成11年度より学識経験者等10名の委員の参画による「滋賀県緑化基本構想策定検討委員会」を計7回開催するとともに、県民意識調査や県民政策コメント制度に基づく意見聴取を実施し、これらの結果を踏まえ、平成13年6月に湖国のみどりづくり推進会議委員会において滋賀県緑化基本構想「淡海のみどり2010構想」を策定しました。
「みどり」とは、木や草花など個々の植物だけでなく、集合体としての植物、森林の総称、さらに植物を育成し動物の生息環境としての森林、農地、公園、水辺などの空間を形成するすべての生き物が自然の大きな循環の中で良好な関係を保ちながら共に生きていける環境を指すこととします。
また、「みどりづくり」とは、このような「みどり」を創出し適切に保全管理を行い、『次世代に引き継いでいく』こととします。
滋賀県長期構想「新・湖国ストーリー2010」や関連する構想・計画との整合性を図るため、平成13年度から平成22年度まで(2001年度から2010年度まで)の10年間とします。
『自然と共生し、循環型の暮らしを育む淡海みどり文化の創造』
湖国の豊かな自然と環境を守り、山や野、水辺で培われた先人の知恵や歴史文化に学びながら、私たちの生活を支えるみどりとの関わりを日常生活を通して深めることを目指します。そこでは、自然環境への負荷を低減した循環型の生活様式への取り組みを行い、これらの取り組みを「淡海みどり文化」として醸成し、この文化を次代に引き継いでいくことを「淡海みどり文化の創造」とします。


次の4つの基本方針に基づき、みどりづくりに係る施策を効果的に推進します。



