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更新日:
2007年3月26日

2:滋賀県緑化基本構想「淡海のみどり2010構想」

環境の世紀といわれる21世紀を迎え、地球温暖化をはじめとする環境問題が、世界各地でより切迫した問題としてとらえられるようになり、本県においても、全県的な取り組みが進められるとともに、環境保全に寄与するみどりの重要性が一層強く認識されるようになってきました。

このような中で、みどりの量を増やすだけでなく、みどりが持つ環境保全などの多様な機能や役割を改めて考え直し、新たな21世紀にふさわしいみどりづくりの基本方向を示すことが必要となりました。

このため、平成11年度より学識経験者等10名の委員の参画による「滋賀県緑化基本構想策定検討委員会」を計7回開催するとともに、県民意識調査や県民政策コメント制度に基づく意見聴取を実施し、これらの結果を踏まえ、平成13年6月に湖国のみどりづくり推進会議委員会において滋賀県緑化基本構想「淡海のみどり2010構想」を策定しました。

 

「淡海のみどり2010構想」の概要

「みどり」の定義

「みどり」とは、木や草花など個々の植物だけでなく、集合体としての植物、森林の総称、さらに植物を育成し動物の生息環境としての森林、農地、公園、水辺などの空間を形成するすべての生き物が自然の大きな循環の中で良好な関係を保ちながら共に生きていける環境を指すこととします。
また、「みどりづくり」とは、このような「みどり」を創出し適切に保全管理を行い、『次世代に引き継いでいく』こととします。

目標年次

滋賀県長期構想「新・湖国ストーリー2010」や関連する構想・計画との整合性を図るため、平成13年度から平成22年度まで(2001年度から2010年度まで)の10年間とします。

基本理念

『自然と共生し、循環型の暮らしを育む淡海みどり文化の創造』

湖国の豊かな自然と環境を守り、山や野、水辺で培われた先人の知恵や歴史文化に学びながら、私たちの生活を支えるみどりとの関わりを日常生活を通して深めることを目指します。そこでは、自然環境への負荷を低減した循環型の生活様式への取り組みを行い、これらの取り組みを「淡海みどり文化」として醸成し、この文化を次代に引き継いでいくことを「淡海みどり文化の創造」とします。琵琶湖岸の風景イラスト

街中のみどりのイラスト

 庭のみどりのイラスト

基本方針

次の4つの基本方針に基づき、みどりづくりに係る施策を効果的に推進します。

湖国の自然と環境を守るみどりづくり(生き物に配慮したみどり)「生き物とみどり」のイラスト
  • 琵琶湖を取り巻く豊かな自然と環境を守り、それを次代に継承するための取り組みを行います。
  • 琵琶湖の安定した水資源の確保と土砂災害の防止を図るため、森林の適正な維持管理や耕作放棄地の解消に努め、荒廃地などへの植栽によるみどりの整備を進めます。
  • 生物との多様性の確保を図るため、みどりの量的・質的向上と生物の移動が可能なみどりの連続性の形成を進めます。
湖国の歴史や文化を生かしたみどりづくり(淡海文化を培うみどり)「淡海文化のみどり」イラスト
  • 歴史的文化遺産と一体となった景観を形づくるみどりを次代に継承するために、みどりの状況などを調査し、適切な保全に努めます。
  • 湖国の文化を育んできた先人たちに学び、知恵を生かしたみどりづくりを目指します。
 くらしの潤いを生み出すみどりづくり(景観と木のぬくもりに配慮したみどり)「くらしの潤い」を生み出すみどりのイラスト
  • 現存するみどりを維持管理するシステムを検討するとともに、新たなみどりの確保を図り、木のぬくもりを感じるみどりづくりに努めます。
  • 農産物の消費拡大や林産物の利用促進などによりみどりづくりの活性化を進めます。
  • 環境に優しいバイオマスエネルギーの導入の検討や剪定枝の堆肥化などを通じて、資源循環型の社会を目指します。
 みんなの参加によるみどりづくり(みんなでつくり、育てる湖国のみどり)「みんなの参加によるみどりづくり」のイラスト
  • 潤いあるみどり豊かな湖国を築くため、行政と地域・流域住民、NPOなどとのパートナーシップのもとに、地域の特性に応じたみどりづくりが行える体制をつくります。
  • 学校や社会においては、生涯学習や身近なみどりづくりを通して、みどりの重要性の普及啓発を行います。
  • 地域や流域のみどりづくりに関する情報や組織をネットワーク化し、誰もが気軽にみどりづくりに参加できる体制を目指します。

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