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更新日:
2012年1月16日

県民のみなさまとの対話

おじゃまします!知事です

第56回 県立瀬田工業高等学校のみなさん

今回は、県立瀬田工業高等学校の皆さん(生徒、自動車部顧問教諭、企業協力者)と対話を行いました。

高校では、近年目覚ましい発展を遂げている電気自動車に着目し、中でも実用的な改造電気自動車を知り、社団法人滋賀経済産業協会をはじめ、企業に協力をお願いして製作に取り組み、平成23年びわ湖環境ビジネスメッセに出展されました。

《県立瀬田工業高等学校の皆さんから》

取組のきっかけなど

  • 自動車部顧問の安田先生が企画をもってこられたが、初めてのことで本当にできるかが不安だった。材料も寸法を間違えたりしていくつか無駄にしてしまい、企業の人や先生がおられなかったらきっと完成していなかったと思う。我が家は親戚が多いので、新聞やテレビで見たと電話がたくさんかかってきた。
  • 弊社では2年前から会社の将来施策の一つとして改造電気自動車に取り組んでおり、高校の先生方がわざわざ亀岡まで来てくださって製作支援の依頼があった。部品はキット化されたものがあるので、これを利用すれば高校生でもできるのではないかと思い、指導を引き受けた。企業と高校生では発想力が違うので、今回高校生を指導できたことは勉強になった。
  • 新入生なので、当初は先が見えない状態で不安だったが、実際やってみると意外とできた。父が車好きなので誉めてくれた。
  • 車をバラしている時は、これだけゴチャゴチャした仕組みなのに本当に改造できるのか不安だった。製品の組立が最終的に現物合わせになってしまい、寸法合わせに苦労したが、マスコミ等で発表されると親戚からすごいと言われた。
  • 自動車部員ではないが、今回のプロジェクトをやるということで誘いを受けて参加した。もともと車が好きでこの学校に入学してきたので、このプロジェクトで半年間の濃い時間を過ごせ、誘ってくれて良かったと感謝している。自動車部のみんなに技術面でついていくのが大変だったので、迷惑もかけたと思うが過ごし易かった。現在3年生で進路決定の時期であり、家庭のことも考えて就職を希望していたが、今回の経験を経て進学することを決意した。
  • もともとはボート部の顧問だが、車が好きなので安田先生に誘われて軽い気持ちでプロジェクトを手伝うようになったが、安田先生がお亡くなりになるというご不幸がおきたことで、先頭に立って指導する立場となり、当初は試行錯誤だった。

20〜30年後の未来など

  • 電気自動車が主流になっていて自分も乗っているのではないだろうか。琵琶湖もきれいになっていたらいいな。
  • ガソリン車のエンジン音に魅力を感じているので、今のバイクと車が好きだが、地球環境のことを考えれば将来は電気自動車が主流になっているのだろう。
  • マニュアル車からオートマ車に主流が移っても、一部ではマニュアル車を好む人がいるように、将来は電気自動車が主流になるだろうが、ガソリン車も残っているのではないだろうか。
  • ガソリンや油の臭い、エンジン音や振動が大好きなので、将来もガソリン車に乗りたいが、CO2削減のこともあるので、ガソリン車を使いながらCO2を削減する新しい技術を考えていきたい。
  • 私も将来は電気自動車が主流になっているとは思う。電気自動車は理想型であり、メカニズム的にも素晴らしいとは思うが、ガソリン車が大好きな私には静か過ぎる。ジェット音をつけるような取組もあるが、車好きの我々としてはそれは違うと思う。
  • 自動車部では普段は1リッターのガソリンで自動車をどれだけ走らせられるかという取組をやっているので、生徒達は今回のプロジェクトを通じて、改めて自分達のガソリン車好きを再確認できたと思う。また、びわ湖環境ビジネスメッセや文化祭での展示、草津養護学校の生徒に見てもらって、ものすごい反響があったが、モノづくりは作って終わりではなく、人に喜んでもらい、使ってもらってという最終的な結果が出てこそという部分でモノづくりの大事さをわかってくれたと思う。
  • 自動車部はガソリン車好きの集まりであり、ガソリン車の性能を上げることにがんばってきた。やってみてわかることがある、やっぱり自分達はガソリン車大好きだと。将来、電気エネルギーに頼らざるをえない時が来るので、その時に今回の経験が活かされると思う。 
     

《知事から》

対話を振り返って

  • 2年前に社団法人滋賀経済産業協会の会合で申し上げた願いが今回実現した。経済産業協会さんはポリテクカレッジ滋賀で製作していただき、皆さんは改造電気自動車ということで、常陸オートさんから車体の提供を受け、大洞先生にご指導いただいて、乗れる自動車が完成したことは素晴らしい。

  • 常々教育というのは生きてゆくためのキャリアづくりであり、自分がどうやって生きていくかの原点は高校3年間に養われると思っている。今回のプロジェクトでは皆さんの思いが結集して大きな成果が出たのだと思う。 


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