ホーム > インターネット知事室 > 県民のみなさまとの対話 > 知事との対話 〜防災の現場を訪ねて〜 平成22年8月26日

更新日:
2010年9月10日

県民のみなさまとの対話

 知事との対話」〜防災の現場を訪ねて〜

第1回 川島区自治会のみなさん

平成22年8月26日 高島市安曇川町川島 川島区事務所

今回は高島市で「川島区自治会」のみなさんと意見交換をしました。川島区自治会では、安曇川の清流や豊富な地下水に恵まれていることを守り活かしていこうと、住民が主体となり行政と協働で堤防の桜並木の植栽や竹林の伐採に継続して取り組まれており、昨年度には国土交通省の「手づくり郷土賞」を受賞されました。

この取り組みのきっかけは昭和28年の水害にあったそうです。


《みなさんからいただいた意見等》

昭和28年の台風第13号来襲時の様子

  • 窓を開けたら一面、轟々と白波の立った水で、後はもう隙間なしにどっと水がきて床や畳が浮き上がった状態であった。
  • 水害があって、モノは新しくなったが心の傷が残った。それが世代も代わり生活環境も変わったことで、この水害の経験がまちづくりのまとまりの原動力になった。  

手づくり郷土賞を応募するきっかけ

  • 当初は自己満足での活動であったが、川島区へ来られる外部の人から評価をいただいたことをきっかけに、そろそろ外部の公的な評価をもらおうかということとなった。

  

次世代の人材育成は

  • 地域を担う次の世代を育てるため35歳から45歳までを対象に、一重(ひとえ)会という集まりを作り、講師を呼び地域づくりについて勉強しながら親睦を図っている。
  • 若い人がここに定着してもらえるよう、区自身で取り組んでいかなければならないと思う。  

これからの課題は

  • これから先の維持管理は若干の心配をしている。竹林の整備を国の事業として、建設業協会で去年今年とやっているが、来年度からの維持管理をどうするかが課題である。

  

今後、取り組んでいきたいことなど

  • 地元の人間が地元を愛するだけでなく、いろいろな人がこの土地を見に来てもらえるようになればと夢をもっている。
  • 景観づくりをとおして、まずは区民が大いに楽しみたい。そして他から来た人が集える場所づくりをしていきたい。これからどのようなことをやっていけば、そこへ繋がっていくかを、みんなで共に語り合っていきたい。

  

《知事メッセージ》

  • ここは安曇川沿いの集落で、安曇川の水を活用しながら水路を整備したり、桜を植えたりして、住民のみなさんが主体となった地域のまちづくりをされています。
  • まちづくりを推進するため自治会では特別事業基金を設立し、毎月1,000円ずつ皆さんから集められています。もちろんお金だけではなくみなさんで汗をかいて、知恵を出しあってまちづくりを進められています。
  • このまちづくりの力の源には、実は昭和28年に大水害を受けた大変辛い歴史があります。水害による地域での辛かった記憶を乗り越え、それを原動力として地域のまちづくりに励んでおられます。
  • またここでは地域の若い人たちが、自分たちが今後の地域を担うという気持ちで地域づくりについて勉強されたり、川島区の水害の歴史を残しまちづくりの活動を紹介するDVDを製作する取組をされています。
  • 川島の皆さんによる地域のまちづくりへの取組を、ぜひとも他の地域でも広げていただければと思います。
  • 最後に、災害のときには一人ひとりが自ら働く「自働」、みんなで力を合わせて働く「共働」、そして公で責任を持って働く「公働」。「自働」・「共働」・「公働」、今日はこの言葉を川島区のみなさんから教えていただきました。自助・共助・公助に加えて「自働」・「共働」・「公働」、みなさんとともに受け止めさせていただき、地域での災害への備えに活かして参りたいと思います。

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