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更新日:
2010年12月10日

かだ便り

日々の出来事の中で感じたことを私自身の言葉で皆さんにお伝えしていきたいと思っています。
お読みいただいたご感想やご提案はどうぞ「知事への手紙」 でお寄せください。

嘉田由紀子

平成21年(2009年)3月31日(火曜日)

平成20年度の最終日。

午前中に開催した緊急生活・経済・雇用対策本部員会議では、有効求人倍率が0.49、雇い止め人数が5,000人を超える大変厳しい状況が報告され、県としての更なる対策について具体的な案を提案する。

お昼には退職する部長級職員を含め、現メンバーでの最後の県政経営会議を行う。

淀川水系河川整備計画についてコメント 

その後、国土交通省近畿地方整備局が発表した、「大戸川ダム本体工事は当面実施しないが、関連道路工事はすすめる」という淀川水系河川整備計画についてマスコミの皆さんから取材を受ける。

県庁に戻り、本日付で退職される職員の皆さん152名に、お一人ずつ退職辞令をお渡しする。40年ほどの永きにわたり県職員としてがんばってくださった皆さん、お一人おひとりに心をこめて「ありがとうございました」と声をかけさせていただく。(かだ)

平成21年(2009年)3月30日(月曜日)

朝からの県政経営会議の後、駐日モンゴル国特命全権大使のレンツェンド・ジグジッドさんが訪れてくださる。また、立命館大学の土岐憲三教授が訪れてくださり、文化財の防災のあり方について意見交換しました。

その後、新潟県で開かれた国民体育大会冬期大会スキー競技会で優勝された山岸修さん(クロスカントリー(クラシカル))、遠藤晃太さん(スペシャルジャンプ)にそれぞれ、県民スポーツ賞をお渡しする。

お昼前には、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんとともに、西川さんが今年の9月に琵琶湖岸の烏丸半島で実施する屋外イベントの記者発表を行う。このイベントの売上げの一部は、琵琶湖保全のために滋賀県に寄付いただけるとのことです。

昼一番に、このたび離任される安森県警本部長に、感謝状をお渡しする。

国保連合会総会その後、大津市内で開かれた、滋賀県国民健康保険団体連合会の総会に出席、中村功一前理事長に感謝状を、また国保事業や介護保険事業に貢献いただいた皆さんに感謝状をお渡しし、あいさつを述べる。

夕方には、近畿地方整備局の木下局長が訪問くださり、平成21年度における国直轄事業の計画について説明いただく。(かだ)

平成21年(2009年)3月29日(日曜日)

今日は、朝から大津市で行われた、第2回「淡海の川づくりフォーラム」の公開選考会に参加する。

淡海の川づくりフォーラム 

最初に、主催者としてあいさつする。ここ数十年、水道や下水道がひかれ、水が管の中にとじこめられ、川や湖とのかかわりが薄くなり、「遠い水」となってしまったが、琵琶湖をかかえ、県土全体が水網図のように河川がはりめぐらされている滋賀県では川こそが、人だけでなく生き物の命も育む場であり、川とのいい関係を考える場として、このフォーラムを活用してほしいとお願いをする。

午前中は、県内各地から応募してきた19組の活動内容発表が行われ、午後からは、全体選考に残った9組が、再度みなさんの前で熱のこもった発表を行いました。最終選考の結果、グランプリには高島市の八田川で活動する「うきた会」と大津市真野川の「カワセミ自然の会」の2組が、準グランプリには大津市千丈川の「ホタルの学校」が選考され、表彰させていただく。

参加者の年齢層は幅広く、川に対する視点やアプローチの仕方も多種・多様でしたが、共通していたのは「良い子は川で遊ばないと標語が張られ、川から人びとが離れていく時代に、良い子は川で遊ぼう、とばかりに、川と人を近づけようとする、川が大好きな少しかわった人」(片寄総合コーディネーターの言葉)ということでしょうか。

昨日訪問した高島市安曇川町沖田の「うきた会」が偶然にもグランプリを受けました。まさに昨日見せてもらった水防の知恵が評価を受けたようです。

このフォーラムのひとつの特色は、選考プロセスもすべて公開で行われ、皆の面前に出された参加者のパネルに選考員が推薦シールをはり、自分がなぜそのシールをはったのかを皆の前で“告白”させられるという双方向性と、プロセス重視の姿勢があります。参加者だけでなく、選考員もいやおうなく自分の意見を表明することになりますが、良いところを見つけお互いにたたえあって、それぞれに成長していこう、という基本姿勢が貫かれていて、全体として、緊張感の中にも愛情溢れる選考フォーラムとなっていました。

県が河川政策を進めていくうえでの多くのヒントをいただく、大変有意義な1日でした。東京、大阪、京都など県外から多くの川大好き選考員におこしいただき、もりあげてもらいました。深く感謝いたします。
(かだ)  

平成21年(2009年)3月28日(土曜日)

メスジカ狩猟ワナ視察 

朝から高島市安曇川町へ。「メスジカ狩猟コンテスト」で知事賞を受けられた沖田地区の奥谷義行さん宅で、狩りにつかうワナを見せていただく。11月15日から2月までの約3ヶ月間、安曇川町内約10ヶ所にワナをしかけ、毎日見回りをして、鹿やイノシシを捕獲しておられます。今年は48頭捕獲した、ということ。表彰対象となった最大のメス鹿を捕獲したのは、山中ではなく、安曇川際下流部の南船木地区内を流れている安曇川の中とのこと。水田も近く、特に転作用の大豆などが好物ということで、米はもちろん野菜なども含めて被害はひどいということです。農家の皆さんには獣害は死活問題で、県としてもこの捕獲を支援しています。

そのあと、地元の沖田地区の皆さんの案内で八田川を視察する。天井川である八田川周辺は昔から洪水に悩まされており、日常的に河川堤防の見回りや草刈なども行い、また万一大雨の時には土のう積みなどの応急措置も自分たちで行う、ということ。ここの堤防の特色は、下流部に「水落とし」と言って堤防が一部切り込みがはいった箇所があり、大雨の時にはそこから川の水が下の田にもれるようになっていることです。皆さんいわく「人家のあるところで溢れるのを防ぐために水田のところで溢れさせる」ということです。また水防倉庫には、俵や縄などの水防備品が用意され、水害への備えが徹底されています。まさに流域治水が実践されている集落です。
ただ八田川は水害被害があるだけでなく、天井川であるので堤防の横に湧き水が出やすく、それを「つぼ池」に集め、竹管で各家までひいて「カバタ」をつくって、飲み水はもちろん生活用水に使ってきたということ。天井川は被害ばかりではなかった、ということです。

お昼には安曇川町秦山寺にある食堂で、かまどで炊いたご飯に地元産の旬の野菜をつかったランチと、鹿肉のカツをいただく。獣害をもたらす鹿も調理方法によってこんなにも美味しくいただけることがわかりました。この食堂では自分でかまどでごはんを炊くこともできるとのことです。うっすら雪を被った比良の山を眺めながらの清々しいランチタイムでした。 

木の家づくりフォーラム 

午後からは、高島市主催の「高島の木の家づくりフォーラム」に参加する。

西川市長のご挨拶のあと、県にとって木の家づくりと森林をつなぐことがいかに大切なことであるか、挨拶をさせていただく。

その後、県の造林公社問題検証委員会の委員も勤めていただいている、森林ライターの浜田久美子さんの講演「山も満足、私も満足〜地域の木の家に住む〜」をお聞きする。浜田さんが精神的に苦しかった時、キャンプ場で出会った木が自分の精神を癒してくれた、という経験から、「木にお返しをしたい」という気持ちで、木1本ずつを選びながら木の家づくりをしてきたことを体験に基づき大変わかりやすくお話くださいました。
その後、木造建築研究者の鈴木有さんの司会で、木材生産者の射庭喜八郎さん、建築士の山本良信さん、大工の岸本雄亮さんの3人の地元のパネラーとともに、浜田さんと私も参加し、パネルディスカッションを行う。

木が育った森があり、射庭さんのように木材を切り出す方、山本さんのような設計家、そして岸本さんのような大工さん、と技術者もそろっている高島市は、滋賀県内の木の家づくりを考える上では大変恵まれたところと思いました。特に、今、朽木では、自分たちの先輩が植えて育ててきた学校林の木を使って小・中学校の体育館をつくろう、というプロジェクトが進んでおり、この動きは目を離せない先駆的なものとなると思います。(かだ) 
 

平成21年(2009年)3月27日(金曜日)

午前、草津市内で、青年会議所滋賀ブロック協議会の皆さんと意見交換を行う。各ロム(支部)の会長から、今年の活動方向などの決意を伺い、私の方からは、経済、雇用情勢が厳しい中だからこそ、県は地元の若い皆さんの雇用創出や元気づくりに全力をつくす、ということをお約束する。

感性価値創造支援セミナー午後には、大津市内に戻り、感性価値創造支援セミナーで挨拶をするとともに、それに先立ちメイド・イン・ジャパン・プロジェクト(株)総合プロデューサーの瀧勝巳さんと対談させていただく。瀧さんは、近江八幡で育ち、高校卒業後、県外に出られて商品企画のデザインなどを手がけ、海外を回られる中で、特に「和」の文化的表現に心をくだいて商品展示などの提案をしてこられた、ということ。瀧さんは「食の味覚こそ、文化のエッセンス」と言っておられ、大変印象的でした。それも日本の味覚の根本は「米」にある、という。米文化の奥深さが近江文化の根っこにあると思ってきた私自身、なぜか納得いくお話でした。

その後、県庁内で下水道事業にご尽力いただいた矢橋帰帆島対策協議会の皆さんに感謝状をお渡しする。
また、甲良町小川原地区、高島市マキノ町海津1区、2区、3区、西浜区、地内区に対し、近隣景観形成協定認定書を交付させていただきました。

海津、西浜、知内地区は、国の重要文化的景観の指定も受け、琵琶湖の懐かしい、また同時に未来に伝えたい水辺空間として、大切な場です。江戸時代以来の海津の石垣 の迫力、その前の砂浜には、水中に突き出した洗い場の橋板。今も野菜を洗ったり、子どもが魚をつかんだり、人と湖をつなぐ接点になっています。西浜には湖魚の飴炊きのにおいが漂い、知内ではヤナ場でアユやビワマスを捕獲する技術が受け継がれています。知内地区には江戸時代中期から、地区の代表が日記をつける「村記録」が今も受け継がれており、湖辺の歴史をたどる上でのこの上ない貴重な記録ともなっています。
甲良町の小川原は、年度毎に専任の神主さんが選ばれ、牛頭神社を自分たちでお守りしながら、川や水路を活かした町づくりをすすめておられます。
(かだ) 
 

平成21年(2009年)3月26日(木曜日)

関西広域機構理事会朝から、大阪市内で開かれた、関西広域連合構想について議論する「分権改革推進本部会議」および「関西広域機構理事会」に出席する。明治以来の中央集権体制の中で、制度疲労を起こしている地方自治と国の政治のあり方を見直す分権改革ですが、国では3月24日に麻生首相が公表した分権化の工程表のように、霞ヶ関の抵抗が強くなかなかすすんでいません。関西での分権化の突破口がこの広域連合構想です。自治体だけでなく、関西経済界も主体となっての構想は、滋賀県の将来にも大きな影響を及ぼすので、着実な議論が必要です。秋山関経連会長を本部長に、井戸兵庫県知事が副本部長、府県知事や政令指定都市の市長などが委員の会合です。これまで以上に踏み込んだ議論ができました。

藤井組に登場

午後には、守山市に移動し、「おじゃまします!知事です」で、びわ湖放送でおなじみの「知ったかぶりカイツブリ」などで話題の藤井組(株式会社まちおこし)さんを訪問する。これまでどちらかというと京都や大阪の陰にかくれて存在感が薄いと言われ、それを忸怩たる思いで受け止めてきた滋賀県民。
藤井組からの一連のカイツブリストーリーは、滋賀県の暮らし文化や地名を内側から見つめ、ユーモアの中にも、滋賀への愛、びわ湖への愛にあふれ、そしてこの地で先人が育んできた方言などに敬意を表す全く新しい文化運動と思います。歌やものがたりづくりの方針は、あくまでも「県民参加型」。これまで4,000通を超える投書などがあり、それをもとにものがたりをつくり、作詞作曲をしているということ。実は、このような「県民参加型」の発想は、以前私が携わった琵琶湖博物館の構想から運営までの理念と共通で、驚きました。
 ノリノリの皆さんとのあっという間の1時間半でした。カイツブリがすんでいる琵琶湖やヨシ帯のこと、カイツブリが食べるえさの魚のことなど、これから琵琶湖生き物シリーズ作品をつくろう、と盛り上がりました。

藤井組のみなさん部屋にはおなじみの滋賀ッツマンなどのポスターの他、「感動を与えまくる」「事例を作りたおす」「勉強したおす」という社訓が貼られていました。「社員が元気でないと会社ではない」という西川代表の言葉どおり、本当に元気で楽しい、そしてオリジナリティー溢れる社員の皆さんから元気と希望をいただきました。

あすくる草津その後、草津市内にある「草津市立少年センター・あすくる草津」を訪問させていただきました。ここでは、少年非行などで学校や家庭、社会に居場所を失った、あるいは失いつつある子ども、若者たちを受け入れ、一人ずつとじっくりむきあいながら、生活リズムをつくり、仕事の技能を身につけ、自分を取り戻すなかで、自己肯定感を育み、そして社会参加を促す、という一連の支援活動をしていただいています。8名のスタッフお一人ずつの、子どもたちに向き合う姿勢、その苦労とともに、立ち直ってくれた子どもの例などお話をうかがい、改めて地道な活動に頭のさがる思いでした。

県からは予算や人的支援をしていますが、まだまだ予算も体制も不足しているという要望をいただきました。乳幼児期の家庭教育、子どもが生まれる親の状況支援など、「子育て三方よし」政策で構想している「生まれる前」「生まれる時」「生まれてから」の一連の予防的仕組みを社会として組み立てていく必要性を改めて感じました。(かだ) 

 

平成21年(2009年)3月25日(水曜日)

県庁周辺の桜もちらほらと咲きはじめました。桜はなんといっても、ほころびはじめが好きです。永遠にこの美しさを保ってほしい、と思う一瞬です。

朝、県公館で行われた、大津市の中核市移行に伴う事務引継式に出席する。

大津市の中核市移行に伴う事務引継式の様子 

その後、県議会本会議に出席。2月16日に開会した2月定例会の最終日でしたが、新年度予算案をはじめ、提案した議案すべてについて、議決いただきました。この議会は、国の補正予算なども受け、都合4回の議案提案となりました。長丁場の審議をいただいた議員の皆さん、また準備をした職員に感謝です。

この議決を受け、少しでも早く県民の皆さんの「不安を安心にかえる」ために、各種の事業を前倒しで執行できるよう、滋賀県経済の活性化や雇用確保にスピード感をもってとりくめるよう、各部局に指示しました。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月24日(火曜日)

朝、公認会計士の西村猛さんから県出資法人の財務事務の執行について、包括外部監査結果報告書の提出をお受けする。14の外郭団体の経営状態を分析いただき、将来の方向についての提案をいただきました。

その後、県議会本会議に出席。湖北1市6町の合併に関する議案について、質疑にお答えする。

昼休み、今日は県庁近くのスポーツバーに出かけ、秘書課職員とともにWBCの日本代表を応援する。延長戦での勝利、日本チームの底力が発揮され、勇気をいただきました。

午後からは、庁内協議などを行いました。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月23日(月曜日)

午前、県議会本会議に出席。湖北1市6町の合併に関する議案を提案する。その後、予算特別委員会に出席、新年度予算案について可決いただきました。

午後からは、来年度に向けて、懸案となっている重要な課題について集中的に協議を行いました。

夜は翌日の長浜市の市町村合併についての質問にむけて、答弁協議を行う。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月22日(日曜日)

午前、草津市内で開かれた「e−まちひろば」に出席し、第2回びわ湖e−まちコンテストの受賞作品を見せていただきました。最優秀賞は、米原市醒ヶ井、地蔵川の透明感あふれる水中映像でした。優秀賞や奨励賞には、栗東市金勝の狛坂まがい仏、野洲市御上神社のずいき御輿、長浜市冨田の文楽人形などの歴史文化ものにくわえて、ごく日常の暮らしの中の小水路や電車の線路など、何気ない空気感を切り取った秀逸なまなざしが埋め込まれたものなど、関心をひく作品が多かったです。

 「e−まちひろば」の様子

その後、滋賀県出身の俳優、安達雅哉さんと対談する。安達さんは、雑誌JUNONの人気投票で上位にはいったばかりで、会場には安達さんめあてと思われる若い女性の黄色い声(?)が飛んでいました。大津市西部の仰木の里小学校、仰木中学校、北大津高校から、龍谷大学の情報科学部で映像による情報発信について学んだ、生粋の滋賀県人です。琵琶湖や周辺の雪山など、自然が多い滋賀県が大好きということ、滋賀県で育ったことを誇りとして、県外でおおいに発信してください、とお願いしました。

「自転車に乗ろう!輪の国びわ湖へ」のイベントの様子その後、同じショッピングモール内で開かれていた「自転車に乗ろう!輪の国びわ湖へ」のイベントの様子を見せていただきました。県立大学の近藤隆二郎さんたちが中心となって、環境に配慮した交通体系を考え、実践しているグループの皆さんとお話させてもらいました。「輪の国びわ湖」では特に、自転車で琵琶湖一周をしようというキャンペーンをはじめております。ちょうど、県も新年度に、琵琶湖一周ウオークのコースづくりや休憩ポイント、話題づくりなどにとりくんでいこうとしており、歩いたり、自転車であったり、それぞれ好みで琵琶湖をまるごと楽しんでもらえる企画に育てていきたいですね。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月21日(土曜日)

滋賀県立大学・大学院の学位記授与式の様子午前中、滋賀県立大学・大学院の学位記授与式に出席。529名の学部卒業生、111名の大学院修了生の皆さんにあいさつを行う。「キャンパスは琵琶湖、テキストは人間」を基本理念に、現場主義を徹底して、自ら育つ教育を実践してこられた中での経験と自信を胸に新しい世界に飛び立ってください、そして、滋賀県応援団として今後も滋賀県立大学で学んだことを誇りとしていってください、とお願いしました。

午後からは県庁大会議室で開かれた、「21世紀淡海子ども未来会議10周年記念のつどい」に参加する。過去10年間の「子ども議員」OB・OGの皆さんや、サポーターの皆さん110名が集まってくれました。最初の子ども議員はすでに25歳くらいで社会人として活躍しておられます。また、かつての子ども議員のうち20〜30名ほどがサポーターとして、応援団にまわってくれて、世代をこえた絆が継承されていること、うれしく思いました。

 「21世紀淡海子ども未来会議10周年記念のつどい」の様子

参加者全員が、「10年後の自分」ということで、10秒メッセージをビデオ撮りしました。職業としては、スポーツ選手、学校の先生、お医者さんなど多様でした。母親になりたい、という方も数名おられました。琵琶湖の環境を取り戻して、という意見もありました。私も、カワウが減って、ニゴロブナやホンモロコやビワマスがいっぱいふえる琵琶湖になってほしい、と祈りの声をカメラに収めました。

若い人たちの雇用を確保し、未来への安心をつなぐには、県政としてどんな施策を打てるのか、打たなければいけないのか、緊急対策とあわせて、中長期的な方策について、関係の方たちの意見を聞いています。ライフスタイルが多様化していることを踏まえ、中学校、高校での職業教育の充実なども含め、幅広く施策を展開していく必要があると考えています。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月20日(金曜日)

「甲南インターチェンジ」の開通式典春分の日。午前中、新名神高速道路に、関西圏としてはじめての地域活性化インターとして滋賀県が設置した「甲南インターチェンジ」の開通式典に出席する。主催者挨拶をしたあと、テープカットと記念植樹を行う。昨年、1年前のイベントを企画したJCや商工会の皆さんが、今回は甲賀忍者の新作コスチュームを企画してくださいました。存在感がありました。今後のおおいなる地域発信、期待させていただきます。

午後は彦根市河原2丁目の「花しょうぶ通り商店街」にある「寺子屋力石」で、防災広報番組「くらしsafety」の収録と「知事とふれあい座ぶとん会議」を兼ね座談会を行う。メンバーは「NPO法人彦根景観フォーラム」、「防災・耐震・まちづくりフォーラム」、「木造伝統構法彦根研究会」のみなさんで、築250年の町屋を、大学、高等学校、建築師会、大工さん、住民の皆さんなど、多くの皆さんが、まさに「協働」で耐震改修をされた体験からの発見や工夫、行政への提案など、様々なご意見をいただきました。

 「くらしsafety」の収録等の様子

特に、伝統的な木造住宅に対しては、耐震改修基準が理論的に数値化され、行政のシステムの中で制度が確立されているわけではない、という現状を踏まえ、100点満点でなくても、段階的に安全度をあげ、住民の命を守るという目的達成と同時に、伝統的な建造物文化を守る、という順応的な制度を工夫する必要がある、ということを改めて感じました。県政としても大きなチャレンジですが、ぜひとも挑戦していきたいと伝えました。

また、今回の町屋改修で、建物もさまざまな技術と工夫で耐震強化されたけれど、その建物強化をすすめていく過程で、人と人のつながりも強化された、という両面の成果に大きな感銘を受けました。「モノ」「コト」「ココロ」がセットになって動いていくモデルのようにも思えます。このような経験を各地で活かしていただけるよう、県としても支援をさせていただきたいと思います。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月19日(木曜日)

終日、庁内協議や行事の事前説明など知事室での執務でした。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月18日(水曜日)

朝から市長退職者感謝状贈呈式。高島市の海東英和さん、東近江市の中村功一さん、米原市の平尾道雄さんに、地方自治へのご貢献に対して感謝状をお渡しする。

青年海外協力隊に参加されるみなさんの訪問の様子青年海外協力隊に参加される、押谷晴美さん(赴任先:パラグアイ)、岸本嘉奈子さん(赴任先:ガーナ)、中西真耶さん(赴任先:パラオ)、日比野祥子さん(赴任先:ボリビア)らが訪問してくださる。皆さんがいつ協力隊に応募しようとしたのか、その動機をうかがってみると多くの方が小学校から高校までの学校時代に、関連の書物に接触したり、経験者からの話などがきっかけだったということです。

その後、生活環境改善事業・環境美化功労者知事表彰式で、県内各地でご活躍いただいた8名の皆さんに表彰状を授与させていただく。

生活環境改善事業・環境美化功労者知事表彰式の様子 

「私たちと北方領土」作文コンクール表彰式では、入賞した中学生の皆さんに表彰状をお渡しする。春休みに北海道を訪問する、というので、北の海の雄大な自然をふくめ、広く勉強してきてもらいたいと思います。

 「私たちと北方領土」作文コンクール表彰式の様子

お昼前には、湖北1市6町の市町長の皆さんらから市町合併の申請書が提出される。

午後は、監査委員の皆さんから行政重点監査の結果報告をお受けしたほか、いくつかの庁内協議が続く。

夕方には、滋賀県医師協同組合と滋賀県医師会が連携して実施されている「医師会・医協エコプロジェクト」の一環として、県に対してマザーレイク滋賀応援寄附をいただけることとなり、そのご報告をいただきました。こうして、皆さんが琵琶湖保全に協力してくださること、うれしく思います。

今日の予定表は21項目、めまぐるしい日でしたが、県政のカバーするべき幅の広さを改めて感じる1日でした。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月17日(火曜日)

朝から県政経営会議のあと、草津市にある株式会社市金工業社に対して、紺綬褒章の褒状伝達を行う。今回の受章は、同社から県発明奨励基金として多額の寄附をいただいたことによるものです。市金さんは現社長のお父さんの時代に、繊維製品の拡張技術の開発からはじめ、今は、液晶パネルなどの拡張技術用機械を製造しているということ。滋賀県のものづくりの伝統を受け継ぐ企業です。

お昼前には多賀町の大滝山林組合の皆さんがお越しくださり、今の組合が直面している木材価格の低迷の中での経営問題など、課題をうかがう。また、小学校4年生を対象にした「やまのこ」事業では、昨年度も23校あまりの小学校の体験学習を担当していただき、子どもたちが山にはいってのびのびと枝打ちなどの作業を行い、木工などをやっている姿を見ながら、自分たちもうれしくなる、というお話をうかがい、こちらもうれしくなりました。今後の森林政策などについてもいろいろ提案をいただきました。

午後は、県議会本会議の待機。夕方に本会議が開かれ、3月12日に追加提案させていただいた平成20年度補正予算案や新幹線新駅課題対応基金条例案などの議案について全会一致で可決をいただく。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月16日(月曜日)

午前中、県議会本会議が開かれ、平成20年度補正予算案や新幹線新駅設置計画の中止に伴う課題対応のための新たな基金設置の条例案など、3月12日に追加提案させていただいた議案について、山田尚夫議員、森茂樹議員、清水鉄次議員からの質疑にお答えしました。午後は、いくつかのレクなど、庁内執務となりました。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月15日(日曜日)

明日の県議会本会議に向け、朝から庁内協議。

その後、大津市民会館で行われた平成21年自衛隊入隊・入校予定者激励会に出席し、この春、新たに滋賀県内から自衛隊に入隊・入校される44名の皆さんと保護者の方がたにお祝いと激励の言葉を申し上げました。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月14日(土曜日)

びわ湖開きの様子午前中、第54回びわ湖開きの行事に参加する。大津港ターミナルでの開会式の後、ミシガンの船に乗り込み、日吉大社の神主さんの湖上安全祈願の後、一日船長の、三倉茉奈さん、佳奈さんと一緒に黄金の鍵を湖に投下する。あいにくの雨模様、風が強い中での行事でしたが、茉奈さん、佳奈さん、お二人の元気が、雨風を吹き飛ばしてくれたようです。11時半に港に戻った時には、春のまばゆい日差しがふりそそぎはじめました。

午後はびわ湖ホールでプロデュースオペラ「トゥーランドット」の初日を観劇。鄭祥林中華人民共和国在大阪総領事をはじめ、京都、大阪などの行政や経済界からおいでくださった皆様に、滋賀県としての歓迎のごあいさつをさせていただく。お客様も大阪、京都からたくさんおいでで、近畿圏の中でのびわ湖ホールの役割について、あらためて多くの方がたから前向きのご意見をいただきました。

公演は、沼尻芸術総監督のリーダーシップのもと、粟國淳さんの現代時代感覚を埋め込んだ迫力ある演出など、大変見事な仕上がりだったと思います。チケットも完売し満員御礼のにぎわいだったこともうれしいことでした。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月13日(金曜日)

朝から、平成21年度の県庁組織・人事異動方針について臨時記者会見を行う。その後、県議会本会議に出席する。

お昼前には、(株)伊藤園の皆さんの訪問を受ける。11月より関西地区で進めておられた、日本茶飲料の売上げの一部を琵琶湖の環境保全に寄付いただく「お茶で琵琶湖を美しく」キャンペーンを通じ、このたびマザーレイク滋賀応援基金に10,850,000円もの寄付をいただくことになりました。取締役副社長の江島祥仁さんより寄付目録をお受けし、私からは感謝状とともに、お礼を申し上げました。

午後からは、「仕事と生活の調和推進会議しが」第2回代表者会議に出席、経済団体、労働団体の皆さんをはじめ、地域で活躍される企業や団体の皆さんと、ワーク・ライフ・バランスについて意見交換を行う。

 仕事と生活の調和推進会議しがの様子

その後知事室に、「竜王みらいづくり共創会議」の皆さんが訪ねてくださる。この不況下、地元企業であるダイハツ工業(株)製の乗用車の購買運動を進めようとされており、大変頼もしく思います。

続いて、アサヒビール(株)京滋統括支社の板倉茂樹支社長が訪問くださる。アサヒビールでは、今年3月下旬から4月下旬製造分の缶ビールの売上げについて、1本あたり1円を各都道府県の環境活動に寄付いただくというプロジェクトを実施されており、滋賀県においても琵琶湖や水源の森を守る活動に寄付いただける、という嬉しいお申し出がありました。

その後、滋賀県公館前の広場で、三菱自動車工業(株)製の電気自動車「i MiEV」に試乗させていただく。今回の試乗は、草津市内の工場で、この車に搭載されるリチウムイオン電池を製造いただくご縁でお誘いいただいていたものです。音も静かで意外と走り出しも力強く、何よりも排気ガスを出していないということが、心地よく、運転できました。今後、滋賀県としても、電池の製造から、可能ならば本体製造、そして何よりも、利用者が活用しやすい充電基地づくりや、利用しやすい財政支援など、確実に検討していきたいと改めて未来への期待を予感させる時間となりました。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月12日(木曜日)

彦根東高校野球部の皆さんを激励朝一番に、県庁正面玄関前で、春の選抜高等学校野球大会に出場する、彦根東高校野球部の皆さんを激励する。昭和28年以来56年ぶり、3回目の甲子園出場ということで、文武両道の実績により「21世紀枠」推薦での出場です。おひとりずつ握手で激励をさせてもらう。ボールをにぎっているせいか、どの選手の手も、まさにグローブのような固い手で、こちらが逆に力をいただいた感じです。甲子園での活躍を心から祈ります。

その後、県議会本会議に出席、平成20年度一般会計補正予算案や、新幹線新駅関連の基金条例などの追加提案を行う。

午後には、大学生向けの就職情報サービス紙の取材で、「滋賀で働く・住むメリット」について、学生さんのインタビューを受ける。滋賀県には、製造業などの雇用される拠点だけでなく、観光やサービス業、また水や緑を活かした仕事など、自分たちが起業できる場もあり、多様な機会があること、生活の場としても、自然豊かで、文化施設も豊富、住みやすいことなどをアピールさせてもらう。

その後も取材や広報番組の収録、庁内協議などが夕方まで続きました。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月11日(水曜日)

朝一番の県政経営会議のあとは、終日知事室にて、新幹線、河川、雇用政策、男女共同参画、補正予算など、懸案事項の庁内協議を行いました。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月10日(火曜日)

県議会予算特別委員会、3日目の質疑。午前中、梅村正議員、西川仁議員の質問にお答えする。主な項目は、脱温暖化対策について、アール・ディエンジニアリング最終処分場問題についてでした。委員会終了後は、庁内協議を行う。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月9日(月曜日)

県議会予算特別委員会の2日目の質疑が行われる。午前中は蔦田恵子議員、生田邦夫議員、午後からは家森茂樹議員の質問にそれぞれお答えする。主な質問項目は、琵琶湖博物館の運営のあり方について、財政構造改革プログラムについて、河川関係事業費についてなどでした。

委員会終了後は、庁内協議や、明日の予算特別委員会の答弁協議を行う。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月8日(日曜日)

予定していた庁内協議がなくなり、家で資料整理などしてすごしました。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月7日(土曜日)

終日の庁内協議の合間に、民主党滋賀県総支部連合の第12回定期大会に出席し、祝辞を述べさせていただく。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月6日(金曜日)

県議会予算特別委員会の1日目の質疑を行う。午前中は成田政隆議員、西川敏輝議員、午後からは今江政彦議員、粉川清美議員の質問にそれぞれお答えさせていただく。

主な質問項目は、子ども・青少年施策、琵琶湖総合保全対策、多文化共生社会推進、失業者や生活困窮者に対する緊急支援などでした。

夕方からは、月曜日の予算委員会の質問のための答弁協議で、晩おそくまでかかりました。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月5日(木曜日)

午前中は人事関係の協議、午後からも来客の来訪をお受けしたり、協議や決裁を行う。

夕方からは、翌日の予算特別員会の答弁協議を行いました。

そういえば、今日は24節気のひとつ、「啓蟄」です。冬眠の虫たちもうごめきはじめる春。でも、雨の日はほっとですが、晴れるとこわい花粉症。いささか個人的なことですが、私自身、1975年に発症してから数えて30年以上、花粉症と共に生きてきました。今年もマスク、各種の薬を準備してしのいでいますが、昔とくらべると、鼻をぐじゅぐじゅ、目をかゆがっても、「花粉症」とひとこと説明してわかってもらえるのでとっても楽になりました。マスクもメンソール付きの快適なものが出回っていてとても助かります。今年の新作お助け品は、鼻の入り口にぬる軟膏。花粉が鼻にはいるのをふせいでくれます。多くの人たちの知恵が結集されたお助け品と薬を処方してくださるお医者さんに感謝しながら、しばらく耐えしのぎます。花粉症にお悩みの皆さんも多いかと思いますが、お互い、ふんばって春が行き過ぎるのをひたすらまちましょう。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月4日(水曜日)

午前、「スポレク滋賀2008」のPR活動にご尽力いただいた辻川良正さんに感謝状をお渡しする。引き続き、スポレク滋賀のマスコットキャラクターとして大活躍した「キャッフィー」を滋賀県のイメージキャラクターとして、任命させていただく。

滋賀のイメージキャラクター任命式の様子 

また、第13回防災まちづくり大賞で総務大臣賞を受賞した、たかしま災害支援ボランティアネットワーク「なまず」の皆さんが受賞報告にきてくださる。

 たかしま災害支援ボランティアネットワーク「なまず」の皆さんの受賞報告の様子

その後、「雇用推進行労使会議チャレンジしが」に出席し、「雇用情勢の危機に立ち向かう」をテーマに意見交換を行うとともに、「経済危機を乗り越え、雇用・生活不安を一掃するための緊急共同アピール」を採択しました。

午後は新年度にむけての庁内協議でした。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月3日(火曜日)

2月県議会本会議、一般質問の4日目。午前中は西沢桂一議員、木沢成人議員、九里学議員の質問に、午後からは森茂樹議員の質問に、それぞれお答えする。主な項目は、県庁力最大化、アール・ディエンジニアリング最終処分場問題、新年度予算、市町合併などでした。

夜には、長浜市に移動し、長浜市、虎姫町、湖北町、高月町、木之本町、余呉町および西浅井町の合併協定調印式に特別立会人として出席しました。(かだ)

長浜市、虎姫町、湖北町、高月町、木之本町、余呉町および西浅井町の合併協定調印式の様子 

平成21年(2009年)3月2日(月曜日)

朝一番に月例の職員向け知事談話、「内発的発展を目指す雇用政策〜滋賀版ニューディール政策に込めた想い〜」と題して、足腰の強い地域経済を実現にむけて職員のがんばりを期待する。

その後、急いで大津駅前の滋賀ビルに移動し、「滋賀県求職者総合支援センター」および「滋賀県多文化共生地域づくり支援センター」の開所式に出席する。

2月県議会本会議、一般質問の3日目。午前中は角川誠議員、川島隆二議員、節木三千代議員の質問に、午後からは辻孝太郎議員、梅村正議員、蔦田恵子議員の質問に、それぞれお答えする。主な項目は、新年度予算、市町合併、雇用対策、ダム問題、視覚障害者に対する県の取り組みなどでした。

終了後は、翌日の答弁協議を行う。(かだ)

 

平成21年(2009年)3月1日(日曜日)

朝から、平成20年度滋賀県病院大会に出席し、病院事業功労者3名の方の表彰と祝辞を述べさせていただく。祝辞の中で、今、県民の皆さんの県政へのニーズの高い施策が、医療と雇用の確保であること、医療への投資は、公共工事よりも経済波及効果が高く、雇用も図られることなどをお話しさせていただく。

第64回びわこ毎日マラソンのスタートの様子お昼には、皇子山陸上競技場で、第64回びわこ毎日マラソンのスターターを務める。全国の皆さんがテレビの向こうで見守ってくれている責任あるレースのスターターです。少し緊張しましたが、12時30分ジャストに無事号砲を打つことができました。あわせて、午後1時には、県内各地から志願して集まってきた小学生1000メートル記録会のうち、6年生男子1組のスターターを務めました。マラソンの結果は、ケニアのテルガト選手がその実力を発揮して優勝、日本人では清水将也選手が4位に入賞されました。好天の中の力走、まさしく湖国に春の訪れを告げるレースとなったようです。

その後、琵琶湖博物館に移動し、第2回近畿「子どもの水辺」交流会に参加する。大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀の5県の水辺活動をしている子どもたちや指導者の皆さんが集まってくれました。朝から浜大津をビアンカで出発し、琵琶湖博物館でポスター発表などを行った後の、最後の全体交流会に、草津市の中村大輔先生といっしょに進行役として参加しました。

第2回近畿「子どもの水辺」交流会の様子 

はじめに「琵琶湖の水はきれいでしたか」という問いかけに対し、会場の半分以上の子どもたちが「きれいではない」と答える。そのような反応を予想して実は今日は仕掛けをしました。「南湖の水」「北湖の水」それから「大津」と「大阪」の参加者の家庭で昨晩入った後のお風呂の水をもってきてもらって、簡易水質調査(CODという化学的酸素要求量で計る有機物の濃度です)をすることにしました。まず、「どれがきれい」と尋ねると多くの子どもたちが、「お風呂の水」と答えていました。

そのあと、子どもたちが日頃活動している水辺の自慢、また水辺の課題などの質問に、たくさんの子どもたちが積極的に挙手して、答えてくれました。中でも、水辺を守るためには、「まずは好きになること」というとても素直な意見が印象的でした。子どもたちの水辺に対する思いを聞き、また活発な交流の様子を見て、水辺の未来に明るいものを感じるとともに、とても元気をいただいたひとときでした。

さて最後に上の4つの簡易水質検査の結果は、琵琶湖の北湖が最も美しくてCOD[1],次が南湖で「2」、三番目が大津のある方のお風呂の水と大阪のお風呂の水、いずれも「4」でした。最後に私から「琵琶湖が汚いと思いこまないでね。何でお風呂のほうがきれいで琵琶湖がきたないと思うのか、考えてください」と伝えました。(かだ)

 

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