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更新日:
2010年12月10日

かだ便り

日々の出来事の中で感じたことを私自身の言葉で皆さんにお伝えしていきたいと思っています。
お読みいただいたご感想やご提案はどうぞ「知事への手紙」 でお寄せください。

嘉田由紀子

 

 平成20年(2008年)1月31日(木曜日)

午前中、日本電気硝子株式会社の井筒社長と有岡事業部長の来訪をお受けする。日本電気硝子は昭和24年に大津市晴嵐に立地し、その後のテレビやパソコンの普及にともなって画面硝子の生産で発展してきた先端企業です。東近江市(能登川)、高月町などに生産拠点をおいていただいています。地域とのつながりを大事にしていただく社長さんの経営方針を伺うことができ、私からも雇用などの大きな地域貢献に深く感謝申し上げました。そのあとJA共済連滋賀の竹村本部長の来訪をお受けしました。竹村さんからは、共済連合会の活動内容、とくに加入者の事故率の低さなど、うれしい情報もいただきました。具体的な社会貢献もお考えいただいております。そのあとは、平成20年度重要施策大綱の協議など庁内打ち合わせが続く。

午後からは、近畿農政局の齊藤局長が来訪され、愛知川地域用水対策について意見交換。愛知川流域は永源寺ダムが完成した後も農業用の水需要が増え続け、第2ダムが計画されました。しかし昨年10月の最高裁のダム計画に関する判決を重く受け止め、今後、地域用水対策について、土地改良区、地元自治体(市と県)、国とが協力して農業生産基盤の確保のために知恵を働かせることをお約束しました。その後、平成20年度当初予算案を決定するための協議が続きました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月30日(水曜日)

午前中は、県議会会派の「民主党・県民ネットワーク」と平成20年度予算について意見交換を行う。予算に込められたメッセージ性や、財革プログラムによって影響を受ける懸案事項、道路特定財源をめぐる問題など、幅広く意見交換をさせていただきました。

午後からは、これまでの意見交換をふまえて、平成20年度当初予算案を決定するための協議が夜遅くまで続きました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月29日(火曜日)

朝一番に土木交通部長と道路財源についての協議。そのあと、県議会各会派との意見交換会。昨日の自由民主党・湖翔クラブに続いて本日、午前中は、「対話の会・びわこねっと」の順番です。市町と県の役割分担、治水政策や道路財源などをめぐって政策形成への知恵をさぐることもふくめての意見交換を行いました。

午後は、引き続いての会派との意見交換会で、「公明党」「湖政会」「日本共産党滋賀県議会議員団」と、それぞれ会派別に、福祉医療費、私学助成など、財革プログラムで削減対象となっている懸案事項を中心に、意見交換をさせていただく。増額だけでなく減額可能という事業についての指摘もいただく。

夕方には、ふたたび道路特定財源や、新幹線新駅促進協議会に関する協議を行う。(かだ)

 平成20年(2008年)1月28日(月曜日)

常備消防広域化検討委員会の新川会長から答申を受け取る知事朝一番に週初めの打ち合わせを終えた後、常備消防広域化検討委員会の新川委員長から『滋賀県における常備消防の広域化に関する提言』をお受けする。将来の本県常備消防のあるべき姿としては、全県を一元化し、現場部門である消防署等の体制は現状を維持しつつ、総務機能や指令業務部門において広域化のメリットを最大限に発揮できる「全県1消防本部案」が最も望ましいとのことでした。提言をお受けしたあとの意見交換で、私からは、昨年策定した基本構想を実現するための3つの戦略のうちの1つが「人の力を活かす」で、この人の力が活きるのがまさに防災と防犯であり、地域社会に根ざした消防団と常備消防がともに活きる消防を目指していく必要があるとお話させてもらいました。また最近減少しつつある消防団に、若い人や女性が参加できるような仕組みも必要だと思います。

そのあと、県議会会派の自民党・湖翔クラブと平成20年度予算についての意見交換を行う。

スポレク祭PR番組の収録に臨む知事夜にはびわ湖放送のスタジオで、今年10月18日から21日まで開催される「第21回全国スポーツ・レクリエーション祭」をPRするテレビ番組の収録を行う。1月30日(水曜日)午後6時すぎの「びびっとビーム」の中で放送されます。(かだ)

 

 

 

 平成20年(2008年)1月27日(日曜日)

「スポレク滋賀2008」のCM撮影を行う知事日曜ですが、朝から県庁で予算協議。その合間にお昼前には、今年10月18日(土曜日)から開催される「スポレク滋賀2008」のためのCM撮影を行う。ときおり雪が舞う冬空の下でしたが、一般公募のスポレクサポーターの皆さんと一緒に、楽しく元気に撮影を終える。

 

 

 

「湖国まるごとエコ・ミュージアムづくり たたえあう交流会」参加者の皆さんと知事午後も予算協議の続きを行った後、「湖国まるごとエコ・ミュージアムづくり第3回たたえあう交流会」に参加。地域で様々な活動続けておられる個人やグループの皆さんの活動報告を見せていただき、「おおきに大賞」をはじめとする各賞のプレゼンターを務めさせていただく。 

各賞の受賞者は、次のとおりです。

  • おおきに大賞・・・沖田条里語り部会
  • おおきに優秀賞・・・
    れあいサロン「ひまわりの種」
    門水源の森を次の世代に引き継ぐ会
    きわっ子エコたんけんたい
    NPO法人・家棟川流域観光船

  • おおきに特別賞・・・
    しわざきキッズミュージアム応援隊
    江・オオムラサキを守る会
    NPO法人・環境工房ころころ
    綿と機織りの会
    倉風ログハウスの会
    3回湖族の郷アートプロジェクト実行委員会

  • おおきに知事特別賞・・・
    丹生プロジェクトK
    東高校 美術科・チーム ビワッペン
    然育児サークルなちゅらる・まま

また、最後には、全体の講評の中で、皆さんの今後さらなる飛躍を期待しますという応援メッセージを述べさせていただきました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月26日(土曜日)

広瀬小学校で行われた誘拐防止教室の寸劇を見学する知事朝から雪景色の中を高島市に向かう。防災広報番組「くらしSafety」の収録で高島市安曇川町の広瀬小学校におじゃましました。「防犯の現場を訪ねて」ということで、まず、高島警察署と少年補導委員会による誘拐防止教室の寸劇を子どもたちと一緒に見せてもらった後、子どもたちの見守りをしてくださっているスクールガードリーダー、少年補導員、児童委員、PTAの代表の方6名と校長先生にお話を伺う。

 

「くらしSafety」の収録を行った後、記念撮影を行う安曇川のほとりに近く豊かな自然が残り、三世代同居も多い地域ですが、それでも子どもたちの周りには現代社会の危険が潜んでいます。見守り活動の工夫やこれからの課題などを聞かせていただきましたが、皆さんの言葉からは「地域の子どもたちは自分たちが守る」「子どもたちに広瀬地区を好きになってほしい」というお気持ちがひしひしと伝わってきました。また、月々の学校便りを子どものいない家も含めて全世帯に配っておられることをお聞きし、地域の皆さんと学校をつなぐ上で効果的な工夫だと思いました。

「しが子ども読書サミット」で角野栄子さんと対談を行う知事午後は大津に戻り、ピアザ淡海で開かれた「しが子ども読書サミット」に参加する。文部科学省が進めている子ども読書活動の一環として県教育委員会が開催した催しで、県内小学校の読書活動実践報告、児童文学作家の角野栄子さんの講演のあと、角野さんと私の対談をさせていただく。角野さんは、映画化されて大人気だった「魔女の宅急便」の原作者で、1935年生まれとは思えない少女のような若々しい雰囲気を持った方です。戦争中の東京からの疎開の思い出や、若い頃にブラジルに2年間移住されたご経験をふまえた「物語と魔法」と題した講演を伺っていて、なるほど、角野さんご自身が「魔女の宅急便」の主人公のキキそのもの、好奇心旺盛で「わくわく」が大好き、見える世界と見えない世界を自由に往き来できる人だということがわかりました。

今の子どもたちが本に親しむためにはどうしたらいいかお聞きしたところ、「たいくつな時間」をつくることではないかしら、というたいへん大事な指摘をいただきました。また、最近は絵本がブームで親の関心も高いけれど、子どもたちが本当に本を読み続けるためには、絵本の次に、ゲームよりもおもしろい児童文学に出会って想像する楽しさを知ることが大事で、これからもそんな子どもたちを夢中にさせる物語を書いていきたい、とおっしゃっていました。

私自身も思春期に読んだ本の世界にあこがれてアフリカまで行ってしまいましたが、子どもたちには、ぜひとも本の扉を開けて想像の翼を広げてほしいと思います。この対談の記録は近いうちにホームページに掲載させていただきます。(かだ)

 平成20年(2008年)1月25日(金曜日)

朝から決裁の後、日本共産党滋賀県委員会の皆さんから県の政策に関する緊急要望として6,375筆の署名簿をお受けする。

その後、午前中は平成20年度予算案の協議を行う。

午後一番は定例記者会見。記者さんの質問はやはり財政改革プログラムについてが中心になる。プログラムをやらないことには、県の財政が成り立たない、予算が組めないという状況の中、税収見通しなども含めて収支のバランスをとりながら予算編成を進めていきたいとお答えする。

「淡海の川づくり検討委員会」で挨拶を行う知事そのあと、「淡海の川づくり検討委員会」であいさつをする。再任も含めて新しく委員にご就任いただいた5人の皆さんにお礼を述べるとともに、私の治水政策の基本方針は、まず第1に人命を守ること、そして、生活再建が大変きつい破滅的な状況、または生活再建が困難な状況を避けることであると申し上げ、将来の子どもたちに誇れるような川づくりに向けご支援をお願いする。

その後、夜まで平成20年度予算案の協議を行う。(かだ)

 平成20年(2008年)1月24日(木曜日)

朝から内部レクを1件受けた後、平成20年度予算案の協議を夜まで行う。各部局が苦労して予算作成をしてくれていて、そのひとつずつを確実にフォローさせてもらえるようにじっくり話をきかせてもらう。最小の予算で最大の効果。効果は、それぞれの事業が県民の皆さんの生活や産業活動のどこでどのように効果をあげられるのか、制度的な大枠が具体的な行動や意識につながるよう、イメージして協議をすすめる。

晩までの協議後、明日の記者会見準備など、内部レクを数件こなす。(かだ)

 平成20年(2008年)1月23日(水曜日)

朝一番に決裁、来客のあと、昨日に引き続き、平成20年度予算案の協議を行う。

お昼には、「明るい滋賀県政をつくる会」の予算要望をお受けした後、東京のテレビ番組のためのメッセージを収録する。残念ながら滋賀では見られない番組ですが、滋賀県出身のミュージシャン、西川貴教さんが「滋賀県の観光大使になりたい!そのためには何をしたらよいか」というコンセプトで、シリーズで滋賀県を紹介していただける企画とのこと。ふるさと滋賀を応援しようという西川さんのお気持ち、大変うれしくありがたいことで、お礼と応援のメッセージをお伝えする。

午後は再び予算協議に戻り夜まで続く。協議終了後、午後に「障害者の滋賀の共同行動実行委員会」の皆さんの福祉予算確保に向けたアピール集会が県庁前で開かれ、代表の方がたが花とメッセージを持って知事室を訪問してくださったことの報告を受ける。皆さんのお気持ちを受け止め、しっかり予算を考えていきたいと思います。(かだ)

 平成20年(2008年)1月22日(火曜日)

午前中は部長会議のあと、昨日に引き続き、平成20年度予算案の協議を行う。

お昼に来客の後、滋賀県環境審議会の宗宮会長から「滋賀県環境学習推進計画改定(素案)」に関する答申をお受けする。県と市町との協力関係の強化、防災を含めた広い意味での地域学習への展開、国際的視野の拡大などの提案をいただく。県としてもこの方向での環境学習に力を入れていきたい。

その後、ミシガン州グランドラピッズ市のジョージ・ハートウェル市長の表敬訪問をお受けする。持続型社会の形成、福祉における生きた芸術表現などで話がはずむ。

午後は引き続き平成20年度予算案の協議を行い、夜までかかる。(かだ)

 平成20年(2008年)1月21日(月曜日)

今年一番の冷え込みとか。さすが肌をさす冷たさです。

選挙管理委員を退任されたお二方に感謝状を贈呈する朝一番の調整会議のあと、平成20年度予算案の庁内協議を午前中いっぱい続けて行う。

お昼からは、民主党・県民ネットワークの皆さんから予算に関する要望をお受けした後、昨年12月21日をもって任期満了により選挙管理委員を退任された深田作治さん、種村直道さんのお二人に感謝状をお渡しする。

その後、夜まで引き続き、平成20年度予算案の庁内協議を行う。部局別にかなり重たい判断がともなうので神経を集中しての協議が続きました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月20日(日曜日)

小雨の降りだした午後、大津市内のホテルで、西日本高速道路(株)の石田会長と、来月2月23日の新名神高速道路の開通を控えた雑誌の企画で対談。

西日本高速道路(株)の石田会長と対談する知事あいにくの天気でしたが、ホテルの窓から琵琶湖を眺みながらの対談となりました。かつて水上交通の大動脈として、琵琶湖を舟が行き交った歴史を、石田会長に紹介させていだだきました。舟から車へと、輸送の手段は変わりましたが、滋賀の地が交通の要衝であることは、今も昔も変わりません。新名神の開通により、地域の活性化や渋滞緩和だけでなく、CO2の削減といった効果も期待できます。これからの社会資本整備は、整備する側、利用する側だけでなく、環境配慮などを通じ「世間」にもメリットを還元していただきたい、これは近江商人の哲学である「三方よし」に通じるものであると申し上げました。

夜は、大津市長に当選された目片さんの事務所に伺い、お祝いを申し上げました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月19日(土曜日)

公務なしの一日。孫たちと料理をしながら過ごし英気を養う。(かだ)

 平成20年(2008年)1月18日(金曜日)

朝一番に庁内協議を行ったあと、快晴の名神高速道路を一路彦根へ。大津インターからは、雪化粧をした琵琶湖を取り巻く美しい山々が一望できました。

滋賀県立大学に到着、県の職員が講義を担当する「びわこ環境行政論」の一環として、社会人の聴講生を含む100人ほどの学生さんを相手に『地域経営と環境』と題し講義を行う。

そのあと、長浜市、米原市のみなさんから道路関係の要望をお聞きし、昼すぎには大津に戻る。

新規採用職員との「職員座ぶとん会議」の様子いくつか庁内協議を行ったあと、県公館で今年度の新規採用職員のみなさんと「職員座ぶとん会議」を行う。今年度から県の新規採用職員には、研修の一環として県内各地に出かけ、地元の人たちと対話を行う「近江地元学」というフィールドワークをしてもらっています。今日はその研修を終えた10人の職員さんに集まってもらいました。

地域自治の原点である「地下(じげ)」「在所(ざいしょ)」などと呼ばれるコミュニティに入り、地域の伝統行事やくらしぶりを体験した職員の皆さんから「研修を通じて、滋賀にはたくさんいいところがあることがわかった」「直接地元の人とふれあい、コミュニケーションの大切さを学んだ」「これからの県職員としての仕事の原点を学んだ」といった感想を語ってもらいました。この研修は次年度以降も是非続けていきたいものです。(かだ)

 平成20年(2008年)1月17日(木曜日)

びわこ成蹊スポーツ大学の様子今日は冬本番の冷え込みで、大津でも朝から雪。午前中、大津市(旧志賀町)にあるびわこ成蹊スポーツ大学を訪れる。道中、雪が強くなり、大学周辺では一面の雪景色でした。

4月には開学5年を迎えるこの大学で、「琵琶湖がつなぐ人と自然」と題する講演を行いました。スポーツを専攻する元気な学生さんが多数聴きにきてくれました。また学生さんからの質問も元気がありました。「今、将来の進路について迷っているけれど、知事は学生時代どのように自分の未来をきめたのか」というような質問もいただきました。30年前のことを思いだしながら、「自分が40〜50歳頃、どのような暮らしをしたいのか、そのイメージを描きながら、今の進路をきめたらどうでしょう」とアドバイスをさせてもらいました。

雪が降りつづくなか、午後は大津に戻り、びわ湖ホールで開催された「グリーン購入シンポジウムin滋賀」にパネリストとして参加する。武蔵工業大学教授で、グリーン購入ネットワーク(GPN)会長の中原秀樹さんのコーディネートで、滋賀銀行頭取の高田紘一さん、長浜にある(株)沢田商店代表取締役の沢田昌宏さん、滋賀県環境生活協同組合理事長の藤井絢子さん、滋賀県立大学副学長で滋賀グリーン購入ネットワーク代表幹事の土屋正春さんと私の5人が「グリーン購入は、地球温暖化防止の特効薬となり得るか?」のテーマで議論しました。

グリーン購入シンポジウムの様子パネリストの皆さんは、先に発表された全国規模の「第9回グリーン購入大賞」で環境大臣賞(滋賀銀行)、大賞(中小企業部門〜沢田商店、民間団体・学校部門〜滋賀県環境生活協同組合)を取られた方々です。私は1990年代以降の県のグリーン購入の取り組み状況を説明しながら、温暖化対応に対して次の新しい総合的な政策が必要であり、そのための「持続可能な滋賀ビジョン」の内容とその覚悟について説明させてもらいました。

その後、県庁に戻り、2月議会に向けての庁内協議を行いました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月16日(水曜日)

朝、中国からのお客様をお迎えする。太湖のほとり、無錫市から来られた環境研修団の皆さんで、琵琶湖の環境保全の取り組みの調査に見えられたとのこと。私自身、太湖には何度か調査にも訪れたことがあり、話が弾みました。

その後、定例の記者会見。平成20年の予算要求状況についての質問を中心にお答えする。

午後からは、出版社のインタビューにお答えする。基本構想に基づく県政のめざす方向や、滋賀県、琵琶湖の魅力と価値についてお話しました。この様子は後日出版社のホームページに掲載されます。

サッカーの練習をする小学生と知事その後、県庁を出発、守山市に移動。「おじゃまします!知事です」で、2007年のJFL(日本フットボールリーグ)で優勝された佐川急便サッカークラブの皆さんを訪問しました。スタジアムや練習場を案内いただく途中、チームが地域の子どもたちを対象に開いている「SAGAWA SHIGA フットボールアカデミー」に参加する小学生が、ちょうど練習に出てくるところに出会いインタビュー。地元の守山市、対岸の大津市、近江八幡市、遠くは甲賀市の水口町から練習に参加している子どももいました。楽しそうに練習を始めた子ども達に混じり、私も少しボールを蹴ってみました。この中から未来のJリーガーや日本代表が生まれてくれることを期待したいと思います。

佐川急便サッカークラブのみなさんと知事その後、サッカークラブ代表の近藤さん、監督の田中さん、選手の影山さん、岡村さん、中村さん、冨山さんから話を伺う。クラブは今回チーム名を「佐川急便滋賀フットボールクラブ」に改称され、一層地域に根ざしたチーム作りを進めてくださるとのこと。今回の優勝で、滋賀のスポーツ界を元気にしていただいたことや、フットボールアカデミーを通じた地域貢献にお礼を申し上げるとともに、今後の活躍にエールを送らせてもらいました。

帰路、佐川グランド前から眺めた夕焼けに染められた比叡山の山並みは、西方浄土そのままの神々しい姿でした。琵琶湖岸でくらせる幸せを感じたひとときでした。(かだ)

 平成20年(2008年)1月15日(火曜日)

東レ・アローズの皆さんから優勝報告を受ける知事部長会議のあと、収用委員会委員に再任された野洲和博さんと内田宏さんに辞令交付を行う。そのあといくつかの庁内協議。その合間に、大阪ガスの芝野社長が訪問くださり、意見交換を行う。エネルギー供給によって滋賀の産業基盤を支えていただいていることに感謝申し上げました。

午後からは、大津市に本拠を置くバレーボールVリーグの東レアローズの皆さんが、先日行われた「天皇杯皇后杯全日本選手権大会」の優勝報告に見えられました。皆さんの活躍が滋賀を全国にアピールし、滋賀を元気にしてくれていることに感謝を申し上げ、今後の活躍にエールを送らせていただきました。

その後、県議会対話の会・びわこネットの議員の皆さんからの要望をお受けしたあと、京都府知事との対談のため京都市内のホテルへ移動。

京都府の山田知事と対談する嘉田知事今回の対談は、COP3(気候変動枠組み条約京都会議)から10年が経ち、温室効果ガスの歳出削減を義務づけた「京都議定書」の約束期間が2008年からスタートしたことを受けて、京都・滋賀でどのように地域の活性化と温暖化対策を進めていくのかをテーマに両府県知事が話し合うという京都新聞の企画です。今や環境の視点を抜きにして経済や地域の活性化は考えられないということで意見は一致。「Kyoto」を世界に発信する責任を持つ京都と、命の水・琵琶湖を守る滋賀、それぞれの果たす役割の大きさを確認しました。また、気候変動による災害リスク(洪水など)の増大に対してはハードの対策以上にソフト対策が大切という総合防災対策を中心とした減災の地域づくりへの思いなどで話は大いに盛り上がりました。この内容は1月31日(木曜日)の京都新聞に掲載されます。

対談の後は県庁に戻り、予算編成に関する協議を行う。(かだ)

 平成20年(2008年)1月14日(月曜日)

「青年海外協力隊 マラウイの宝物」展の展示作業を行う知事午後、国際協力機構(JICA)滋賀デスクと(財)滋賀県国際協会が協力して行う「青年海外協力隊 マラウイの宝物」展(2月15日まで)の展示作業に参加するため、ピアザ淡海2階の国際情報サロンに出かけ、青年海外協力隊OBさんや協会の皆さんと一緒にマラウイのオモチャや衣装を展示する。空き缶を利用したオモチャのボートや古タイヤを利用したマットや草履など、マラウイの人々の「もったいない」の知恵と工夫が一杯込められていますので、ぜひ一度ご覧ください。

マラウイはアフリカ大陸南東の内陸部にある国で、面積は日本の約3分の1、国土の5分の1をマラウイ湖が占めています。私自身、琵琶湖研究から世界の湖沼研究を続ける中でマラウイ湖に出会い、1995年以来昨年の知事就任までほぼ毎年マラウイに出かけ、漁業や子どもたちの遊びなど水と人のかかわりを研究してきました。また、日本の学生をマラウイに連れて行ったり、マラウイの若者を日本に招いて“エコロジカルトイレ”の研究をしたりと双方向の交流をしてきました。学生たちからはいつも「嘉田さんはマラウイにいくととたんに若返る」といわれましたが、それほどアフリカの大地には生物の根源的なエネルギーがあふれているように思います。

今日は成人の日。日本の未来を担う若い人たちには、ぜひ、機会を見つけてアフリカを訪れ、その大地の力を感じてきてほしいと思います。(かだ)

 平成20年(2008年)1月13日(日曜日)

午前10時から午後7時30分まで終日県庁に詰めて、平成20年度予算編成に向けての協議を行う。(かだ)

 平成20年(2008年)1月12日(土曜日)

長浜市消防出初式で祝辞を述べる知事早朝から、長浜市消防出初式に出席するため長浜市民会館に向かい、来賓として祝辞を述べる。祝辞では、日頃から消防業務にお励みいただいていることの感謝を申し上げるとともに、自然災害は広域的・同時多発的に発生するため、自ら備える「自助」、地域で助け合う「共助」といった地域防災力が重要であること、そのためにも、今後とも地域住民の皆さんの安全を守り心安らかなくらしのためにお力添えをお願いする。

出初め式の後、10日から始まったばかりの長浜盆梅展を訪れる。長浜観光協会の方から、盆梅の育ち具合は、根を見ればわかり、緻密に根が張っていないといけないこと、そのためには、化学肥料ではなく、有機肥料を使わなければならないことを教えていただく。盆梅展は3月10日まで開催されています。

ミシガン州立大学連合日本センターを訪問する知事午後は、彦根市のミシガン州立大学連合日本センターを訪問する。センターの概要、学習内容、滋賀大学や滋賀県立大学との交換授業や留学制度などについて説明を受けた後、アメリカ・ミシガン州への留学を経験した滋賀県立大学の学生さんやセンターのプログラムを利用した滋賀大学の学生さんから体験談を伺う。施設の案内を受けた後、場所を大会議室に移して、主にミシガン州内の15大学から来日している46名の留学生の皆さんとの対話を行う。まず、私が英語で自己紹介をしたあと、留学生の皆さんが日本語で自己紹介をしてくれました。留学生活や滋賀県についての印象なども日本語で発表してくださいましたが、とてもしっかりと自分の主張を述べる人が多いことに感心しました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月11日(金曜日)

朝から廃棄物不法投棄の対応状況について担当課から報告を受ける。また、2月14日(木曜日)に開催する「地域情報化シンポジウム」と、来週16日に守山市の佐川急便サッカークラブを訪問する「おじゃまします知事です」の事前説明や、住宅供給公社からの説明を受ける。その後、近江鉄道株式会社の社長さん、守山市長さんと面談する。

午後からも庁内協議やびわこビジターズビューローからの報告・説明を受けるなど、知事室での忙しい一日が終わった。(かだ)

 平成20年(2008年)1月10日(木曜日)

朝から琵琶湖環境部と淡探・はっけん号に関する協議、続いて観光に関して担当者と協議を行う。そのあと、滋賀銀行を訪問。高田頭取とこれからの脱炭素化社会の実現、滋賀エコ・エコノミープロジェクトについて等の意見交換に花が咲きました。経済界の皆さんと行政と、力強く推し進めていく体制は整いつつありますが、今一番必要なことは、県民の皆さんの活動を広げていくためにキーとなる人びとです。ぜひ積極的に進めていきましょうと確認しあいました。

高尾金属工業(株)を訪問する知事午後からは土山にある高尾金属工業(株)本社工場を訪問しました。土山の国道一号沿いの森の中に、巨大なプレス機械を使った最先端の工場があり、その中で社員も機械も大変元気に力強く、車の部品が作られていることを学ばせていただきました。社員の皆さん、きれいなお花をどうもありがとうございました。

今日、石けん運動の母体であった「びわ湖会議」の三役会議で今年度での解散を決めたという大変重要なお知らせを受けました。吉良龍夫会議議長や中心メンバーの皆さんのご決意なので重くそのまま受け止めさせていただきたいと思います。求められて次のようなメッセージをださせてもらいました。(かだ)


<びわ湖会議解散について>

今、琵琶湖周辺に元気にうごめいている住民活動のそれぞれの経過をたどると、その多くがびわ湖会議に原点をもっている事に気づかされます。ともに琵琶湖と人との関わりを見つめてきた一人として皆さんの貢献に深く感謝しています。

びわ湖会議の真髄は「私の暮らし」を「私たちの川」「みんなの琵琶湖」につなげたひろがりとつながりであり、この精神と経験を引き継がないともったいないかぎりです。

今後は、地球温暖化時代だからこそ求められる、それぞれの地域での次世代をまきこんだ活動につなげていただくことを期待しています。

2008年1月10日 滋賀県知事 嘉田由紀子


 平成20年(2008年)1月9日(水曜日)

朝から三菱自動車パワートレイン製作所の所長さんたちがお見えになり、湖南工業団地での施設拡充の報告をいただき、感謝申し上げる。地球温暖化時代の車産業の未来などについても意見交換を行う。そのあとNECの事業部長さんや支店長さんともこれからの電機業界の方向性について意見交換。

日清食品(株)滋賀工場を訪問する知事そのあと、栗東市下鈎にある日清食品(株)滋賀工場を訪問。現在1年間に日本国内で食べられているインスタントラーメンは54億食。実に国民一人あたり40食も食べた計算です。そのうち同工場で生産されているものは6億8千万食、すなわち12%以上が滋賀工場で作られたものだそうです。ちなみに、全世界では900億食が食べられているそうです。その数字に圧倒されました。

午後からは工業技術センターを訪問、企業と連携した技術開発や先端機器を使っての研究など、モノ作り滋賀の基礎技術を支えるセンターの活躍ぶりを見せていただく。

そのあと守山市にある日本コカ・コーラ(株)守山工場を訪問。日本で販売されるコカ・コーラの原料すべてに琵琶湖の水が使われています。コカ・コーラにとっても琵琶湖はマザー・レイク。琵琶湖のイメージアップについても会社としてPRしていただいていることを教えていただき、大変心強く思いました。

夕刻からは、連合滋賀2008年新春の集いに参加させていただきました。就任以来の滋賀県政への覚悟を披露させていただき、滋賀県の人、自然、地と知の優位性を活かす県政の未来について具体的な方向を紹介し、協力をお願いする。(かだ)

 平成20年(2008年)1月8日(火曜日)

朝一番の部長会議のあと、なくそう犯罪滋賀安全なまちづくり推進本部員会議に出席。犯罪のない滋賀県をつくるための安全なまちづくり条例施行5年目を迎えて着実な成果があがっています。平成19年度の犯罪件数が16,560件であり、アンダー17,000件の目標が達成でき、また、平成14年から5年間の犯罪減少率は全国一位となりました。これもまさに「自助」「共助」でふんばっていただいた地域の皆さんの活動の成果だと思います。とはいえ、まだまだ凶悪な犯罪は後をたちません。滋賀が本来持っている県民の皆さんの力、人の絆、地域の絆をいかし、平成22年までにピーク時の半減である16,000件以下をめざして犯罪抑止活動を進めていきたいと思います。

そのあと、ミシガン船上で開催された「びわこ新年互礼会」に出席。快晴の湖上で、すがすがしい気分で新年のご挨拶をさせていただく。

年頭警察署長会議で挨拶を述べる知事午後からは年頭警察署長会議に出席、139万県民の安全で安心した暮らしを守るために昼夜を問わずご苦労いただいていること、そして犯罪件数アンダー17,000件達成の原動力になっていただいたことにお礼を申し上げました。

そのあと上京し、環境省を訪問。水環境部局や地球環境部局と、洞爺湖サミットをひかえて、今後の自治体における温暖化対策などについて意見交換しました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月7日(月曜日)

朝から夜8時頃まで終日、平成20年度予算編成に向けて各部局別の予算概要説明を受ける。県議会や県民の皆さん、市町、関係団体から寄せられたご意見やご要望を受けて、「新しい行政改革の方針」の策定や予算編成にどのように反映できるか、大変重要な議論が続く。(かだ)

 平成20年(2008年)1月6日(日曜日)

テレビ朝日系「サンデープロジェクト」放送前の打合せ中の知事快晴の朝、テレビ朝日「サンデープロジェクト」のスタジオに入る。大勢のスタッフが動いておられる。番組の前半部分、「地球環境スペシャル」と題した討論の場に参加しましたが、温暖化に対する世界の政治の流れが話題の中心で、これからの具体的なCO2削減策や地域での実践にまで話が及ばないまま時間切れになり、あらかじめ依頼のあった滋賀での取り組みを紹介できなかったのが残念でした。ぜひともこの続編をお願いしたいところです。

帰りの新幹線の車窓からは雪化粧した美しい富士山がくっきりと見えていました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月5日(土曜日)

6日朝からのテレビ番組出演に備えて夕方から東京に向かう。(かだ)

 平成20年(2008年)1月4日(金曜日)

平成20年の仕事始め。今日は、近江八幡出身の紬織の染色作家、志村ふくみさんに、近江八幡で栽培されている「むべ」で染めて紡いでいただいた着物「蒲生野」を着て、新たな気持ちで仕事に向かう。

仕事始めにあたっての挨拶を行う知事午前中は、大会議室に集まった職員を前に、仕事始めにあたっての挨拶を行う。新たに作成した基本構想に基づき、次の世代の感性や願いまで見据えた政策を展開していきたいという決意とともに、滋賀や琵琶湖の価値や魅力を、日本国内だけでなく国際的にも発信していくために琵琶湖の世界遺産登録を目指す考えを表明させてもらう。

その後は、定例記者会見。記者さんの質問は世界遺産に集中する。これまでの世界遺産の基準ではハードルが高いという見方もあるが、太古からの自然と文明社会が今も共存している、という類い希な、琵琶湖ならではの価値を新たに認めることに大きな意味があり、ぜひとも挑戦すべきと思っています。

経済団体連合会の年賀会に出席する知事午後は、経済団体連合会の年賀会に出席し祝辞を述べる。地球温暖化が世界的な課題となる中で、滋賀の地から経済界を中心に、エコ・エコノミー・プロジェクトという環境成長経済を目指す取り組みが始まっていることに大きな期待を述べさせていただく。

その後、県庁へ戻り、びわ湖放送の新春インタビューの後、びわ湖ホールの沼尻芸術監督の訪問を受ける。沼尻さんには、昨年4月の芸術監督就任以精力的にホールのために活動いただいていることのお礼と、今後のご活躍に期待を申し上げました。(かだ)

 平成20年(2008年)1月2日(水曜日)〜3日(木曜日)

資料整理や年始めの仕事の準備で過ごす。(かだ)

 平成20年(2008年)1月1日(火曜日)

多賀大社に初詣に出かけました。大社前の絵馬通りは、古民家を再生してのデザインショップなど、町の人たちの力で心なつかしい町並みが生まれています。お多賀さんには、今年一年の滋賀県の皆さんの安寧をお祈りしました。(かだ)

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