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ホーム > センター受講生活躍情報 > 2009年度受講生:新井久美子さん
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パン屋をやりたい!
再び「パンを焼く」きっかけとなったのは家族の病気でした。食の大切さをいやというほど実感したわたしは、自分で食べたいと思うパンがない、という思いから自分で焼くことを思い立ちます。1995年、天然酵母を使い地元の食材でおいしいパンを作る、そんな思いを抱いて本格的に勉強を始めました。東京のパン屋さんが開催していた教室に通うために、仕事の合間を縫って夜行バスに乗り込む日々もありました。「自分が食べたいと思うパンをみんなにも食べてもらいたい」そんな気持ちから、天然酵母パンを焼く「ぱん工房 る・くぷる」は生まれました。 パンの材料には、できるだけ地元の食材を使っています。生地には、北海道産の小麦粉に米粉を混ぜているのですが、地元の農家さんから直接仕入れた米を玄米のまま自家製粉し使います。その他の食材も、かぼちゃやほうれん草、トマトなど季節の野菜をはじめ、黒豆や小豆など、できるだけ東近江市で採れるものを利用しています。 ビジネスとしてのパン屋を考える
最初は、ぼちぼち内職程度にパンを焼いておりましたが到底仕事にはなりませんでした。そんな時、友人に誘われて、G-NETしが(県立男女共同参画センター)主催の「女性のチャレンジ支援講座」を受講することになりました。2010年7月から12月にかけて行われた講座を受ける中で、自分は何をしたいのかということをつきつめて考える機会を得ました。ビジネスとしてきちんとやっていけるパン屋であること、それをはっきり自覚した講座でした。
このチャンスをいかしたい、と二つ返事で引き受け、10月から早速パンを納めることになりました。最初はそんな種類と数を焼けるのだろうかと不安もありました。しかし、直接お客様の反応が返ってくることが本当にうれしく、「おいしい!」と言って下さるお客様の声に励まされ、無我夢中でパンを焼きました。 振り返らず前へ
今では、以前より焼く数が増え、びっくりするほど手際よくたくさんのパンを焼けるようになりました。毎日のように、近所の保育園や小学校、近隣の企業やカフェ、JAのお店にパンを卸す日々です。最初にお世話になったBe-cafeは、栗東から野洲に移転し、定期的にパンを卸すことはなくなりましたが、イベントの時などには声を掛けてもらっています。頑張った分だけ自分に返ってくる、努力はうそをつかない、ということを実感する毎日です。
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