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湖南省料理
日付: 2004.03.22 報告者: 小川
  今回は湖南省の料理についてご紹介します。
 中華料理というと、日本では四川料理や広州料理がよく知られていますが、広大な国土を有する中国では、各地にその気候風土にあった料理が存在しています。
 湖南省の料理は湘菜といわれ、中国料理の代表的な「八大料理」の一つに数えられています。湖南省は山が多く、多湿の気候であることから、山で取れる動植物を使った辛い料理が発展しました。辛い中華料理と言えば「四川料理」と思われる方も多いと思いますが、湖南料理は四川料理とは違った辛さがあります。四川料理は胡椒をきかせた舌がしびれるような辛さに対し、湖南料理は「酸辣(スヮンラー)」と称され、酸っぱ辛いのが特徴です。中国では俗に「四川人不怕辣、湖南人怕不辣。(四川人は辛いのを恐れず、湖南人は辛くないことを恐れる。)」と言われるように、「辛さ」だけをとってみると湖南料理は四川料理の上をいくようです。湖南の人たちは「湖南省の唐辛子が一番辛い!」とよく自慢します。
 街のレストランでは、ほとんどの料理に唐辛子が使われており、「唐辛子を抜いて!」と言って料理を注文しても、出てきたものを食べると、薄味に慣れた日本人にはまだまだ辛く感じます。一般的に湖南の人は食べ物に関しては保守的で、辛さと野性味あふれる湖南料理が一番と思っているようです。
 最近は長沙にも日本でもよく知られているアメリカのファーストフードチェーン店が次々と進出し、店内は連日多くの人でにぎわっています。ファーストフードの盛況ぶりを見ると、経済発展に伴って湖南省の人たちの味覚も変わってきたのかなと思ったりもするのですが、知人や友人から「辛いのが大好き」、「辛くないとおいしくない」そんな言葉を聞く度に、湖南の人たちの「辛さ」へのこだわりを感じています。
 では、また。再見!

(注)「八大料理」とは、四川、広東、山東、安徽、福建、江蘇、浙江、湖南の料理を言います。

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市場で売られている唐がらし



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